Tableau: World Wide Technology 社では全社的に Tableau を導入されています。どのようにして社内で Tableau が受け入れられたのでしょうか。
プロフェッショナルサービス部門運用マネージャー、Lance Leonard 氏: 2012 年の中頃、経営陣に対して財務に関するプレゼンテーションを行いました。 社長、CEO、CFO などが全員同席していました。 そこで財務について話をし、4 つのダッシュボードを使いながら、順を追ってストーリーを伝えました。
話し始めて 15 分くらい経ったところで社長から、「そのデータはどこから来ていて、君が使っているそのツールは何なんだ」と尋ねられました。そこから残りの時間は Tableau の話になり、Tableau によってプロフェッショナルサービス部門にどのような効果があったかを話しました。 そこからすぐに、重役による後押しが得られました。
Tableau: 素晴らしい話ですね。 社内の他の方たちからも、同じように肯定的な反応があったのですか。
Leonard 氏: 経営陣が味方についていましたので、その気になりさえすれば、社内の他の部門で導入のプロセスを始めていくのは、本当に簡単なことでした。
そして、他の人たちも、実際に使ってみてダッシュボードを見れば、そのビジュアルに興味を引かれ、私たちが見ているものに好奇心を持つのは明白でした。 あとは、私がそのデータをどうするかが問題でした。 また、これは行動の変化にもつながる話です。データがどこから来ているのかを理解できるようになり、最も重要なことに、それを使って誰かが何かをしていることを認識できるようになります。
Tableau: Tableau を使ってデータを同僚の方とどのように共有されているか、例を挙げていただけますか。
Leonard 氏: 私がとても素晴らしいと思ったことの 1 つは、プロフェッショナルサービス部門の責任者が実際にグリーンスクリーンの前に立って、背景に Tableau の映像を流したことでした。 そうやって全社に向けてダッシュボードを見せ、全員がビデオを見られるようにしました。
Tableau: この変化がもたらした影響についてお話しいただけますか。データの理解だけでなく、データとのかかわり方について文化が変わったというようなことはありますか。
Leonard 氏: 一歩下がって、全体像を見られるようになりました。終了したプロジェクトで学んだ教訓に対するインサイトを提供し、問題が発生する前に見つけ出して、金銭的な損失の予防に努めています。本当の意味での財務上の影響がビジネスにもたらされ、非常に役立っています。
一歩下がって、全体像を見られるようになりました。終了したプロジェクトで学んだ教訓に対するインサイトを提供し、問題が発生する前に見つけ出して、金銭的な損失の予防に努めています。本当の意味での財務上の影響がビジネスにもたらされています。
Tableau: WWT 社で Tableau を使うときに最も素晴らしいと思うのは何であるか、ご自身のご意見をお聞かせいただけますか。
Leonard 氏: ビジネスの観点から、データの見方がまったく変わってしまいました。以前は質問に答えてもらっていたような場面で、こちらから質問を促すようになったのです。 Tableau を導入したことで、別々のデータをすべてブレンドできる機能や、セルフサービス型の BI というアプローチによって、自分の質問に自分で答えを見つけることができるようになっています。
自社のビジネスにおける KPI はどうなっているか、また、このビジネスで最も重要な質問は何かなどに関する教育にもなっているため、各人が必要な判断を自分でできるようになります。
その点に本当に注目しています。社内に変化を起こして影響を与えている、ということですね。
Tableau: 素晴らしいですね。 Tableau を使って、貴社のビジネスで何が起きているかを理解できるようになってきているのですね。
Leonard 氏: ビジネスユーザーがビジネスについて話す際には、さまざまな視点があります。地域に焦点を当てる場合や、活動やテクノロジーに注目する場合があります。 情報をさまざまな方法で切り出すことができ、営業部門の案件だったときからプロフェッショナルサービス部門で契約を成立させるまでのプロジェクトのストーリーを、そのお客様にまつわるハードウェアや将来の可能性まで含めて、すべてを一か所で語ることができます。 このような情報が得られることに、本当に感動しています。