ガバナンス
管理、役割、プロセスで信頼と信用を構築
ガバナンスは、信頼できるデータやコンテンツへのアクセスを制限するのではなく可能にして、セルフサービスを実現するため、Tableau Blueprint の中心に据えられています。プロジェクトチームが組織全体でアジャイル性、スキル、コミュニティを育成していくにつれて、ガバナンスはあらゆる意思決定を推進するのに役立ちます。柔軟性と管理の適切なバランスを見極めると、あらゆるデータドリブンな意思決定の基盤の構築に役立ち、ビジネス価値を引き出すための信頼と信用を確立することができます。
データガバナンス
組織の適切な人々が必要なときに適切なデータを確実に利用できるようにするには、ポリシーと手順を定義します。管理とアジャイル性を両立させると、セキュリティを確保しながら、組織の誰もが必要な答えを得られるようになります。
このトピックの内容
- データソース管理
- データ品質
- 強化と準備
- データセキュリティ
- メタデータ管理
- 監視と管理
コンテンツガバナンス
分析コンテンツを管理し、成功するモダン分析プログラムを推し進めるには、繰り返し可能なプロセスを策定します。これには、予想されたトラフィックが得られていないことからコンテンツを非推奨にするタイミングを判断する場合や、重要なダッシュボードが意思決定にまったく使われていない理由を突き止める場合など、環境のコンテンツを関連性の高い最新の状態に保つためのポリシーの設定が含まれます。
このトピックの内容
- コンテンツ管理
- 認可
- コンテンツの検証
- コンテンツの利用拡大
- コンテンツの認証
- コンテンツの使用状況
ガバナンスモデル
さまざまなユースケースやポリシー、ビジネスニーズ全体を考慮に入れながら、3 つの主なモデル (一元管理、委任、セルフガバナンス) のうち 1 つ以上に合わせて、データとコンテンツのガバナンス規模を調整します。Tableau の利用に関する柔軟なガイドラインから明確な限度まで、独自の要件を満たすように、データとコンテンツのガバナンスの範囲をカスタマイズすることができます。ユーザーの分析能力が高まるのに合わせて、次第にさらに責任を委任することもできます。
このトピックの内容
- 一元管理モデル — IT 部門または一元管理している BI チームがデータアクセスを管理し、1 対多の形でビジネス部門のためにデータソースとダッシュボードを作成します。
- 委任モデル — 新しい役割が、IT 部門とビジネスユーザーの間で連携を強化し、分析スキルや自身で対応できる度合いを高める支援を行います。
- セルフガバナンスモデル — コンテンツに関するプロセスが確立されて理解され、コンテンツの使用、作成、利用拡大の間の境界が柔軟になります。