Tempero と Tableau Cloud: 数日かかっていた顧客向けデータの提供を数時間に短縮

Tempero は、ロンドンを拠点として、フルサービスのソーシャルメディア管理サービスを提供する企業です。 Tempero は、Sony、BBC、L'Oreal のような有名ブランドにサービスを提供しています。

Tableau 導入以前、Tempero では、業務に静的なレポートを利用し、クライアントにデータを提示するために Excel や PowerPoint のようなプログラムを使用していました。 データの収集、分析、視覚化の工程に、2 週間かかることもありました。

Tableau Cloud を導入したことで、Tempero では以下のことが可能になっています:

  • インタラクティブなレポートを数時間でクライアントに提供
  • データに基づいて対話を始めることで、顧客とより良い関係を維持
  • 複数のタイプのデータを 1 つのビューで表示

Tableau: Tempero について簡単に紹介してください。
インサイトおよびイノベーション責任者、Michael Conroy 氏: Tempero は、グローバル企業です。 世界のおよそ 50 か国にお客様とスタッフがいます。 ですから、Tableau Cloud の可用性と、私たちの働き方は本当にマッチしていると思います。

Tableau: Tableau を使い始めた当初の目標は何でしたか。
Brightman 氏: 本当に Tableau で実現したいと思っていたことの 1 つは、以前行っていた静的なレポートの作成量を削減することです。 PowerPoint のスライドや Excel のワークシートなど、そういった種類のものです。PowerPoint のスライドを使用していましたが、スライド数が 100 ページ単位の長いものでした。

Tableau: その課題を Tableau Cloud でどのように解決されましたか。
Brightman 氏: 私たちが Tableau Cloud を業務の中心に据え、Tableau Cloud をお客様に使っていただくようにした方法は、お客様に直接パブリッシュし、お客様がログオンして私たちの作成したビューを見ていただくというものでした。

たとえば、22 のマーケットで数百の製品を扱うお客様では数百ページに及ぶスライドのレポートが必要でしたが、今では 1 つのビューにまとまり、Tableau が備えるインタラクティブな機能により、容易にデータの中に飛び込んでいくことができます。

お客様がログオンします。 ご自身でいろいろと操作してデータを見ていただきます。 結果としては、データに基づく対話のような形になり、レポートを送付するだけというのとは異なります。

Tableau: お客様は実際に、どういった形で Tableau Cloud を使われるのですか。
Brightman 氏: お客様がログオンします。 ご自身でいろいろと操作してデータを見ていただきます。 実際の結果としては、データに基づく対話のような形になり、レポートを送付するだけというのとは異なります。

Tableau: そういった静的なレポートをすべてまとめ上げるにはどの程度時間がかかっていましたか。
Brightman 氏: まとめるのに 2 週間かかることもありました。具体的には、すべてのデータをまとめ、そのすべてを視覚化し、そして分析を実行して、提供する作業です。 今ではそれを数時間で実行できます。2 時間で終わることもあります。

Tableau: それはすばらしい、かなりの時間の節約になりますね。 その他にも Tableau によってプロセスに変化はありましたか。
Brightman 氏: お客様にレポートを送付して、「こちらがお客様のレポートです。100 ページのスライドがあります。お読みになったら 1 か月のうちにご連絡ください」というようなことではなく、 今私たちが行っているのは、お客様にオフィスにお越しいただいて、Tableau Cloud を画面に表示し、「ご依頼のあったデータをこちらに用意しました」とお見せすることです。

これは、私たちにとって本当に重要な進展となり、お客様との関係が本当に向上しました。