元学生アンバサダー Yong Long Foo さんの今

Tableau は以前 Tableau 学生アンバサダーだった Yong Long Foo さんから、プログラム参加後の歩みについてお話を伺いました。

このブログシリーズでは、以前に Tableau 学生アンバサダーを務めていた方々にインタビューしています。今回は Yong Long Foo さんに、プログラム参加後の歩みについてお話を伺いました。 

Foo さんは、世界レベルの研究で国際的に評価されている シンガポールマネージメント大学 (SMU) を卒業しました。データチャンピオンであり、アンバサダー就任以降はスキルを大きく伸ばして、現在は InfoCepts 社でシンガポールの大手顧客への分析ソリューション提供に貢献しています。このブログでは、Foo さんが学生アンバサダープログラムを終えて、どのように現状にたどり着いたかをご紹介します。 

 

Yong Long Foo Image

 

どのようにデータを活用してきたかと、Tableau 学生アンバサダーになった理由について簡単に教えてください 

私は 2017 年に SMU に入学し、ビジネス分析専攻で情報システムの学位を目指しました。データを活用し始めた時点では、希望する職種も業界も特にありませんでした。心を決めたのは、さまざまな分野や職務、業界でのデータリテラシーの重要性を直に体験した、以前の兵役とインターンシップの経験があったからです。 

Tableau は、リサーチアシスタントの役割に就いた 1 年目に出会いました。そのときの私の仕事は、乳がんに対するシンガポール人の意識を深く理解できるように、クライアントの Parkway Cancer Center 向けにストーリーボードを作成することでした。オンラインで膨大な量のリソースが手に入り、ソフトウェアも使いやすかったおかげで、ほかの課目をこなしながら仕事でソフトウェアを学ぶことができました。そしてそのスキルセットの重要性がわかったため、学生分析クラブを代表して、経験を問わずあらゆる分野の学生のために Tableau のレッスンを行いました。 

SMU の課外活動クラブのイベントディレクターになり、Tableau と緊密に連携しながら、SMU の学生向けにワークショップやイベントを開催しました。それから初めての学生アンバサダー募集の話を聞いたとき、そのチャンスに飛びついたわけです。

地域社会に恩返しをして、人に教え、自分のスキルも磨き続けたいと思いました。それなら Tableau 学生アンバサダーほどの絶好のチャンスはないでしょう

プログラムで何が得られたか、どのようなメリットがあったかをもう少し詳しく教えてください

プログラムからはたくさんのものが得られました。ソフトスキル、技術スキル、メンター、それにキャリアも積めました。以前はプレゼンテーションが苦手で、どうしようもなく言葉が詰まってしまったものですが、徐々にうまくなり、今ではワークショップやお客様へのプレゼンテーションをスムーズに進められます。技術の面では、技術とは関係のない経歴だったせいで、ずっと平坦な道を歩んできたわけではありません。苦労したのは、複雑なアーキテクチャ図の理解、自分が書いたコードのエラーのデバッグ (セミコロンのせいだとわかるのに 1 時間かかりました)、アルゴリズムの把握などです。しかし、プログラムで人に教えることで自分も学び向上できたため、今では分析スキルを持つちょっとしたエキスパートと見られるようになり、キャリアに生かせました。 

キャリアに関して言えば、プログラムのおかげで強みが身につきました。学校では調査アナリストのアルバイトにつながり、それがいろいろな業界のいろいろな多国籍企業のために、Tableau でカスタマーサービスダッシュボードを作ることにつながったわけです。就職活動でも売りになる経歴になりました。そうこうしているうちに、ソリューションエンジニアとして Tableau のインターンシップ (英語) を得るチャンスに恵まれました。あれは 2020 年でも最高の出来事のひとつです。面倒見がよく積極的な人たちに囲まれた、支援の厚い学びの環境でしたから。 

それにプログラムでは、メンターの Jia Liu と出会うこともできました。 Interworks 社に勤めていて、今では友人です。Jia にはいつも、目指すキャリアとか人としての自己啓発とか、難しい問いを自問するように言われていました。プログラムは終わってしまいましたが、アドバイスが欲しいときも食べ歩きやゲームの相手が欲しいときも、連絡ひとつでいつも会ってくれます。 

 

プログラムで学び、今でも使うスキルはありますか? 

もちろんです! 今は InfoCepts でビジネスインテリジェンス開発者を務めています。業界も規模も多種多様な顧客企業に分析ソリューションを提供している会社です。現在はシンガポールの大手クライアントの仕事をしているのですが、そのクライアントは数百ユーザーの大規模な Tableau Server 導入環境を持っていて、とても面白いですね。私は以前に Tableau の知識を身につけたので、データエコシステムの新しいテクノロジーをすばやく身につけられる、しっかりした基礎があります。

 

Tableau 学生アンバサダープログラムへの参加を考えている学生にアドバイスはありますか?

このプログラムは学生にとって、Tableau のようなブランドの代理人になれる一生に一度のチャンスです。参加して、どの交流の機会にも全力を傾けましょう! 学びの道のりでは積極的になることが大切です。探せば至るところにチャンスはあるのですから。 

 

2011 年以来、 Tableau アカデミックプログラム を通じて、世界中の認定教育機関の学生と教員 150 万人以上が必要不可欠なデータスキルを取得しました。ぜひ Tableau 学生向けプログラムの詳細をご覧ください。必要不可欠なデータスキルを習得し、デジタル化の進んだデータドリブンな未来に備えましょう。