Tableau Prep の新機能: 7 言語への対応とコマンドラインを使ったフローのスケジュール設定
一日の始まりに最新のデータを手に入れましょう。Tableau Prep データソースの更新プロセスが、コマンドラインを使ったスクリプトベースのスケジュール設定により、デスクトップから自動化できるようになりました。また、Tableau Prep のインターフェイスがローカライズされました。日本語、フランス語、ポルトガル語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語のユーザーインターフェイスでご利用いただけます。
最新リリース (Tableau Prep 2018.2.2) では、スペルに基づいた新しいスマートなグループ化機能や、Microsoft Access コネクタも追加されています。フローペインの機能も強化され、エンドツーエンドのワークフローに、より自由により簡単に説明を加えられるようになりました。注目の新機能を一部詳しくご紹介しましょう。
コマンドラインインターフェイスを使ったフロー実行のスケジュール設定
フローの操作が新しいコマンドラインインターフェイスに対応し、フローをプログラムで更新できるようになりました。入力データベースとサーバー上の出力場所に対するログイン情報で JSON ファイルを作成した後、コマンドラインか Windows のタスクスケジューラを使うと、フローを更新することができます。後はフロー実行のスケジュールに夜間の決まった時刻を指定すれば簡単に、最新のデータが必要なときに利用できるようになります。コマンドラインによるスケジュール設定の方法については、ヘルプドキュメントをご覧ください。
Tableau Prep のインターフェイスが 7 言語に対応
英語以外の言語で Tableau Prep を利用できるようになりました。Tableau Prep のユーザーインターフェイスが、日本語、フランス語、ポルトガル語、中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語に対応しました。Tableau Prep は、お使いのオペレーティングシステムのロケールを自動的に検出して、表示する言語を適切に設定します。また表示する言語は、アプリケーションの [ヘルプ] メニューから切り替えることもできます。もちろん Unicode データも、最初のバージョンから変わらずにサポートされています。
スペルミスのあるデータを自動的に標準化
人為的ミスや異なるソースのためにデータにスペルミスが含まれてしまい、標準化が必要になることは珍しくありません。しかし、スペルミスを探して修正する作業は面倒なものになりがちです。Tableau Prep では、スペルに基づいて自動的に値をグループ化できるようになったので、より短い時間でデータ品質を向上させることが可能です。Prep は、どの言語でも数個の文字を追加または削除して、異なるテキスト値をグループ化するアルゴリズムを採用しています。
フローに加える説明の自由度が向上
フローを作成しているとき、途中で説明を追加できると便利です。 説明がないと、エラーのデバッグや他のユーザーとのフロー共有が困難になることがあります。そこで、説明が追加できるようになりました。他のユーザーが理解できるように、フローの各ステップを説明し背景情報を追加することができます。それには、ステップを右クリックして [説明の追加] を選択し、作業の内容を入力するだけです。
細かい部分の微調整も継続的に行われています。主要なタスクに基づいてステップを分類するときは、色がよく使われます。Tableau Prep ではフローの整理方法の自由度を広げるために、どのステップの色でも変更できるようになりました。
新機能の一覧もご覧ください。Tableau Prep のトライアル版をダウンロードして、データ準備を短時間で確実に行いましょう。
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