Tableau Prep Builder のアップグレード
Tableau Prep Builder をアップグレードする際に知っておくべきこと
概要
Tableau Prep Builder の概要
Tableau Prep Builder の入手方法
Tableau Prep Builder を使い始めるために
バージョンの選択
Tableau リリースナビゲーター
- 導入に適した Tableau のバージョンを把握。
- Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Prep の機能をリリースごとにフィルタリングして比較。
- 現在のバージョンと次のバージョン間で導入された主な新機能と製品に加えられた変更点に関するデータを活用し、インパクト分析を実行して、アップグレードに向けて変更管理計画を作成。
- リリースナビゲーターは Tableau Public で利用可能 - ダウンロードや使用事例に合わせたカスタマイズも可能。
Tableau テクニカルサポートリリースページ
- 既知の問題 - 現在修正中の問題
- リリースノート - 各メンテナンスリリースで修正済みの問題
- 最新のメンテナンスリリースを選択 - どのバージョン (2020.4、2021.2 など) にアップグレードする場合でも、Tableau では最新の修正が行われた製品を入手できるよう、そのバージョンの最新のメンテナンスリリース (最後の数字が最も大きいもの。2020.4 なら、2020.4.4) をインストールすることをおすすめしています。
Tableau Blueprint
変更管理計画で、分析戦略に合わせたサポートを実施: Tableau Blueprint - アップグレード計画
互換性
Tableau Prep Builder は、Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Cloud とシームレスに連携するスタンドアローン製品です。Tableau Prep Builder で作業中のどの時点でも、データの抽出ファイルの作成や、Tableau Server または Tableau Cloud へのデータソースのパブリッシュができるほか、Tableau Prep Builder から直接 Tableau Desktop を開いてデータをプレビューすることができます。
- Tableau Prep Builder は Windows および Mac 上で動作します。10.0 以降のバージョンの Tableau で使用可能な Tableau データ抽出ファイル (.tde および .hyper) や CSV ファイルを作成することができます。
- Tableau Prep Builder では、Tableau Desktop、Server および Cloud で利用できるデータソースの多くに接続できます。Tableau でサポートされる全データソースのリストについては、こちらをクリックしてください。
- データソースによっては、データに接続する前にドライバーのインストールが必要になることがあります。この場合には、ドライバーのダウンロードページをご覧ください。
より短時間でインサイトを得るための新しいワークスペース
Tableau Prep Builder は、Tableau のデータコネクタや計算言語、ガバナンス構造を使っているので短期間で使いこなせるようになり、分析プロセスのどの時点でもすぐにコラボレーションを行うことができます。
Tableau Prep Builder のワークスペースは、接続ペイン、変更ペイン、および連携する 3 つのエリアで構成されており、データ操作と分析がしやすいようデザインされています。
- 接続ペイン: 接続ペインは、接続先のデータベースとファイルを表示します。1 つ以上のデータベースへの接続を追加して、分析対象のテーブルをフローペインにドラッグします。
- フローペイン: データ接続、クリーニング、分析に適した形式への変換、結合と進むにつれて、各ステップがフローペインに表示されます。各ステップの上部にあるアイコンにカーソルを合わせると、変更内容が表示されます。
- プロファイルペイン: ワークスペースの中央にあるプロファイルペインは、データサンプルに含まれる各フィールドのサマリーを表示します。ここで、ユーザーはデータの形状を確認し、外れ値や NULL をすばやく見つけることができます。
- 変更ペイン: Tableau Prep Builder は、変更が行われた順序で変更内容を記録するので、必要に応じていつでも変更内容の確認や編集をすることができます。
- データグリッド: データグリッドは、データの行レベルの詳細を表示します。表示された値には、プロファイルペインで定義された処理が反映されています。このグリッドで、個々のフィールド値のフィルタリング、保持、および除外を実行することができ、さらに、フィールドをドラッグ & ドロップして表示順序を変更することができます。
製品のヘルプにあるワークスペースで、ビデオなどによる詳細な説明をご確認いただけます。
出力結果の保存と共有
出力内容の定義
Tableau Prep Builder では、次の 3 つのタイプのファイルを保存できます。
- フローが含まれる .tfl ファイル
- フローおよびローカルのファイルベースのデータソース (Excel やテキストファイルなど) が含まれる .tflx ファイル
- フローの実行結果が含まれる出力ファイル
出力ファイルは、.hyper、.tde、および .csv 形式で保存することができ、出力ステップで定義されます。出力ファイルは、Tableau Desktop で開き、Tableau Server または Tableau Cloud へパブリッシュできます。
Tableau Desktop
Tableau Desktop でフローを実行すると、Tableau のバージョンに応じて .tde または .hyper のどちらかの Tableau データ抽出ファイルが生成されます。どちらも [データソース] フォルダーにある Tableau リポジトリに保存されます。また、準備したデータを他のツールやプロセスで使用する必要がある場合には、.csv ファイルに出力することもできます。注: 抽出ファイル (.tde または .hyper のどちらでも) と、それに基づくワークブックを作成後、異なるバージョンの Tableau で使用する場合には、他の使用状況で適用されるのと同じ互換性のルールが適用されます。詳細については、「バージョン間でワークブックの互換性があるようにする」を参照してください。
Tableau Server
出力結果を Tableau Server にパブリッシュするには、Tableau Prep Builder で [パブリッシュ] メニューを使用します。Tableau Prep Builder からパブリッシュのリクエストを受信するには、Tableau Server REST API を有効にする必要があります。詳しくは、「REST API 要件」をご覧ください。
Tableau Cloud
Tableau Prep Builder の [パブリッシュ] メニューを使用して、出力結果を .hyper 抽出ファイル、.tde 抽出ファイル、または .csv ファイルとして Tableau Cloud にパブリッシュし、クリーニング、書式設定、組み合わせを行ったデータへの一元的なアクセスを提供することもできます。
より頻繁な Tableau Prep Builder のアップデート
Tableau はハイペースで開発を続けており、Tableau Desktop や Tableau Server、Tableau Cloud のリリースサイクルとは別に、Tableau Prep Builder の新機能を頻繁にリリースしていく予定です。今後、新機能や製品の修正を入手するには、最新バージョンの Tableau Prep Builder にアップグレードしてください。
このサイトでは、定期的に新しいリンクを掲載し、コミュニティのユーザーシナリオや製品情報、特に、最新の方法で高速かつ効率的に楽しくデータ準備を行う秘訣を紹介します。
その他のリソース
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Tableau Prep Builder リリースノート
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