インサイト提供までの時間を最大 4 日間短縮し、クライアントと社員の満足度を高めた eClerx 社

eClerx 社の利害関係者は、組織の全体像を見通すためのツールとして Tableau を選びました。現在、一元管理チームは Tableau Server でデータソースを管理し、社内全体で情報の一元化を図っています。

eClerx 社は、デジタルマーケティング、金融、通信などさまざまな業界で世界中にクライアントを抱えています。そしてサービスの一環として、メールキャンペーン、ソーシャルメディア、検索エンジン最適化、Web サイトのビジターから得たデータを分析し、クライアントがデジタルマーケティングのチャネルを理解できるようにしています。同社の分析チームは、Tableau を利用してあらゆるデータを 1 つのビューにまとめることができ、コンバージョン率も向上しました。

社員は、以前と比べて最大 4 日も早く 1 日以内にレポートを作成できるようになり、クライアントもインサイトにすぐアクセスできるようになっています。「今では、データでできることの幅が大きく広がりました」と、eClerx 社分析インサイト部門センターオブエクセレンス副拠点長の Sandeep Srivastava 氏は述べています。


Tableau: Tableau は eClerx 社でどのようなメリットを生み出しましたか?
Sandeep Srivastava 氏、eClerx 社分析インサイト部門センターオブエクセレンス副拠点長: Tableau の導入で、まず分析全体がとても簡単で迅速になったと感じています。データでできることが増えました。かつては考えもつかなかったようなことやあえてやろうとはしなかったようなこともあります。

Tableau: eClerx 社について少しご紹介いただけますか?
Srivastava 氏: サービスを提供する組織として 私たちが行っていることは 2 つあります。1 つは社内向けのサービスでもう 1 つはクライアント向けのサービスです。社内はエンタープライズ型の組織となっており、人事、財務などさまざまな部門に分かれています。

Tableau: Tableau を導入する前は、どのような課題に直面していたのですか?
Srivastava 氏: Tableau の導入時に直面した課題としては、まずチームごとにさまざまなレポートが作成されていて、それぞれの数字が相互に関係していたことです。この課題に対処するために、Tableau と Tableau へのデータフローを担当する一元管理チームを 1 つ作り、エンタープライズ環境で誰もが同じデータを得られるようにして、その問題に対処しました。こうして全社的に統一されたビューを実現しました

すべてがすっきりと合理化され、明らかにスピードも上がったと思います。このように Tableau 導入後にはレポートの利用に関して大きなメリットがありました。

Tableau: 改善を実感しましたか?
Srivastava 氏: シンプル化が大きく進んだと感じます。また、当然スピードもはっきりと改善されました。そのようにして、Tableau 導入後は、レポートの利用でさまざまなメリットが生まれています。

Tableau: クライアント向けには、どのようなデータを分析しているのですか?
Srivastava 氏: デジタルマーケティングに関しては、顧客を獲得するためのさまざまなチャネルが存在します。メールやソーシャルメディア、検索、Web サイトなどです。それぞれ異なるさまざまなソースからデータが入ってきます。さまざまなソースからのデータをブレンドして統合し、お客様の行動に関する情報を引き出し、こちらに引き込んで取り込み、顧客にコンバージョンしていく方法を探ります。分析を通じて行っているのはそうしたことです。

Tableau は さまざまなチャネルからの情報を 1 か所で非常にまとまった方法で視覚化するうえで大きく役立っています。

Tableau: 時間が短縮されたと感じていますか?
Srivastava 氏: 以前は 3 日や 4 日またはそれ以上かかっていたことも今では 1 日以内またはもっと短時間でできています。当社ではこのような効果があったと思います。

Tableau: Tableau の導入を検討している人に対して、アドバイスをお願いします。
Srivastava 氏: まずはごく小さな一歩からです。Tableau がその一歩を進ませてくれます。その一歩を進めれば、次の一歩が続いて走り出すことができます。Tableau は良い出発点となります。一度使い始めると手放せなくなるでしょう。