Meet Tableau 10.3
Tableau 10.3 では、数多くのコネクタやスマートなデータ準備機能により、さらに多くのソースのデータが分析できるようになります。一例として、AWS S3 データに接続するための新しい Amazon Athena コネクタや、PDF 内で表になっているデータをメジャーやディメンションに変換する、新しい PDF コネクタなどが挙げられます。また、機械学習による表と結合の推奨機能で、分析に最適なデータも簡単に選べるようになりました。
さらに、変化を続けるビジネス環境にどこからでも対応できるようにするための機能も追加されました。データドリブンなアラートで分析の状況を常に把握できるほか、ブラウザを使ったストーリーの直接編集や、連続軸でのドリルアップといった Web 作成機能の向上により、誰でもデータについて質問して答えを出せるようになります。
ここでは注目の機能を一部ご紹介します。
Tableau Server のデータドリブンなアラート
Tableau Server のデータドリブンなアラートで、ビジネスの状況を常に把握できます。自分やチーム全体にアラートメールを送信するしきい値を選択して、通知をベンチマークのチェックに活用しましょう。数値の軸を選択して、[アラート] をクリックすれば、簡単に設定できます。売上目標やエンゲージメント率などをトラッキングしてみてください。
Amazon Athena、PDF、Dropbox などのコネクタ
新しいコネクタが用意され、有益なデータにすばやくアクセスできるようになります。たとえば、Tableau Desktop から直接 PDF データにアクセスすると、表が分析可能な状態に自動的に変わります。また、Amazon Athena、ServiceNow ITSM、Dropbox、Microsoft OneDrive、MongoDB BI のコネクタも追加されます。
機械学習を活用した、データ準備に関する推奨機能
分析に最適なデータセットを選ぶために、組織全体の知識を総動員することを想像してみてください。Tableau 10.3 は、組織内のすべての Tableau 導入環境でデータソースの利用状況を集計し、機械学習を活用して関連する表や結合を推奨します。推奨機能により、分析を進めるのに最適なデータを確実に利用できるようになります。
傾向を見出すための強力な選択機能
データのストーリーを見出せるように、ツールヒントにスマートな選択機能が追加されました。ツールヒントでカテゴリーをクリックするとビュー内の関連するマークがハイライトされ、全体的なつながりを見ることができます。
最新の日付のプリセットも追加されており、ワークブックを開くとすぐ最新の値が自動的に表示されるように、フィルターを設定できます。
Web 作成機能の向上と API の強化
Tableau は、組織全体の Tableau の拡張と管理を支援する取り組みを行っています。10.3 では、オンラインでストーリーの作成と編集が可能になるほか、マップの表示オプションもコントロールできるようになります。また、数値の書式設定用のコントロールが追加され、ブラウザでも連続軸でドリルアップを行えます。
REST API についても、データソースやビューへのタグ付け機能のサポートなど、全体的に機能が強化されています。さらに、アクセス可能なすべてのサイトの一覧をクエリで取得でき、サイトの切り替えも簡単になります。JavaScript の面でも、元に戻す/やり直す機能のカスタマイズを API で行えるようになり、カスタマイズの自由度がさらに広がります。
Tableau コミュニティの皆様に深く感謝申し上げます。
リリースのたびに、リクエストが寄せられた機能を実現してきましたが、10.3 も例外ではありません。コミュニティの Ideas (アイデア) フォーラムでは、皆様からのフィードバックに基づいて取り入れられた機能をご確認いただけます。開発チームがお客様の声に耳を傾けておりますので、今後もどうぞアイデアをお寄せください。お客様あっての Tableau です。
Tableau 10.3 のベータ版テストにご協力いただいた 16,000 人のテスターの方に心から感謝申し上げます。皆様のお時間とご尽力をいただき、これまででも最高のリリースに数えられるものとなりました。今後のベータプログラムにご協力いただける方は、どうぞご登録ください。
10.3 の詳しい情報について
Tableau 開発チームが、10.3 の注目の新機能をご紹介しています。
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