Tableau Pulse
データエクスペリエンスを一新する、Tableau プラットフォームを基盤とした Tableau Pulse により、誰もが各人と状況に合わせたインテリジェントなインサイトをワークフローの中で得られるようになります。Tableau Pulse は、組織のすべての人が日常業務にデータを取り入れて質の高い意思決定を迅速に行えるよう支援。新しいツールを学ぶ必要も詳しいビジュアライゼーションを作成する必要もなく、「どのように」や「何を」に留まらずデータの背後にある「なぜ」が見出せるようになります。
* 現在のところ、Tableau Pulse は米国英語をサポートしています。
Mobile の Tableau Pulse
オフィスから離れていてもメトリクスを調べることができます。Tableau Mobile の Tableau Pulse を利用すると、パーソナライズされたデータインサイトを調べて、重要なメトリクスの傾向や外れ値、メトリクスの注目すべき変化を把握することが可能です。Tableau Pulse のメールや Slack のメトリクスが Tableau Mobile のインサイト探索ページに直接リンクされるため、インサイトには簡単にアクセスでき、ワンクリックするだけで深く掘り下げられます。
** Pulse ホームページのサマリーの基本的な評価機能は、2024 年 3 月に Tableau Mobile で利用可能になる予定です。
AWS Marketplace の Tableau Cloud
Tableau Cloud が AWS Marketplace で入手可能になり、IT リーダーはお支払いの簡素化、調達の合理化、IT 支出の全体像把握というメリットを得ることができます。また、Tableau Cloud のすべてのサイトでデータストレージが 1 TB になりました。エンタープライズ SKU や Advanced Management のお客様の場合、データストレージは 5 TB です。
Tableau 2024.1 の機能の概要
2023 年 Tableau Visionary の Annabelle Rincon さんによる最新機能の紹介動画をご覧ください。今回のリリースに含まれる注目の機能をご紹介します。
今すぐ視聴すべての機能
Pulse - Slack 内のスパークライン
Slack の Pulse ダイジェストがこれまで以上にパワフルになりました。図を使った説明を添えてインサイトが自然言語で示されるため、ワークフローの中でメトリクスの変化を一層簡単に評価できます。メトリクスの傾向と、それが想定の範囲内にあるかどうかをすばやく把握して、適時適切な意思決定につなげましょう。
Pulse - インサイトのパーソナライズされたランキング
どのインサイトが役に立つかを Pulse に教えて、ユーザーエクスペリエンスを向上させましょう。インサイトのパーソナライズされたランキングの機能により、良い悪いのフィードバックに応じて最初に表示されるインサイトが決まります。関心や希望に合わせたインサイトが取得できるため、ダイジェストやホームページ、メトリクスの詳細ページなどで、さまざまなワークフローの全体的なユーザーエクスペリエンスが向上します。
Pulse の質問機能の強化
Pulse の質問機能が強化され、誘導形式の質問と自由に入力できる質問によりインサイト探索の手段が広がります。これまでの誘導形式の質問の横に [質問する] ボタンが追加され、調べているメトリクスに関して質問できるようになりました。この [質問する] 機能を使うと、調べているインサイトに合わせた質問が提案されます。
メトリクスのブートストラップの強化
Tableau データガイドのスマートなヒューリスティクスと詳しいコンテキストを使って、ダッシュボードのビジュアライゼーションに隠れている Tableau Pulse メトリクスを発見することができます。今回のリリースでは、Tableau ビジュアライゼーションの主なタイプ (棒グラフ、面グラフ、折れ線グラフ) で重要なメジャーとディメンションを識別するヒューリスティクスが強化されました。また、パブリッシュされたデータソース (PDS) 内の計算フィールドが認識されて含められるようになったほか、メジャーとディメンションのアイコン表示も強化されています。
Mobile の Tableau Pulse
オフィスから離れていても指標を調べることができます。Tableau Mobile の Tableau Pulse を利用すると、パーソナライズされたデータインサイトを調べて、重要な指標の傾向や外れ値、指標の注目すべき変化を把握することが可能です。Tableau Pulse のメールや Slack の指標が Tableau Mobile のインサイト探索ページに直接リンクされるため、インサイトには簡単にアクセスでき、ワンクリックするだけで深く掘り下げられます。
Tableau Pulse の次世代エクスペリエンス
使いやすく直感的なインターフェイスで、重要なビジネス指標を見出して追跡、共有し、すぐにインサイトを取得しましょう。Tableau Pulse の次世代エクスペリエンスにより、Slack やメール、アプリケーションなどどのような業務環境でも理解しやすいデータインサイトが得られます。何よりも、Tableau Pulse はインサイトを先回りして提示するため、タイミングを逃さずに意思決定することができます。
Tableau Pulse の生成 AI
Tableau Pulse が活用している Tableau AI は、幅広いインサイト利用とデータ分析を誰もが簡単に行えるようにする、予測 AI と生成 AI の機能スイートです。Tableau Pulse の生成 AI で最初の機能はインサイトサマリーです。大規模言語モデル (LLM) により、ユーザーにとって重要な指標の概要がわかりやすい言葉で示されます。Tableau AI は Einstein Trust Layer 上に構築されているため、データのセキュリティやプライバシーを損なわずに、信頼できる倫理的でオープンな AI を活用したエクスペリエンスが実現します。
Tableau Pulse のインサイトプラットフォーム
ビジネスでいつどこに、なぜ注意を払うべきかを、これまでにないほど簡単に知ることができます。Tableau Pulse では、インサイトプラットフォームがユーザーの追跡している指標に対して、促進する要因、傾向、悪化の誘因、外れ値を自動的に検出。ユーザーにとって重要な変化を先回りして提示します。自然言語や根拠となる図を使った説明で、誘導形式の質問が先回りして提示され、ユーザーは対話型のインターフェイスによりビジネスインサイトを徐々に引き出すことができます。
Tableau Pulse のメトリクスレイヤー
データの標準的な定義を作成して、Tableau Cloud でインサイトと分析を強化しましょう。Tableau Pulse のメトリクスレイヤーでは、指標を定義して実際のビジネスコンテキストを取り込めます。無数にあるユースケースの解決に指標を再利用することも、組織全体で一貫性を保つこともできるようになります。
Tableau Pulse の推奨指標
Tableau ダッシュボードのビジュアライゼーションから、Pulse の実用的な指標が得られます。Tableau のデータガイド機能を使うと、ダッシュボード内のビジュアライゼーションを選択して、それに合わせた Pulse 指標の推奨候補を表示することができます。その後、Pulse のユーザーインターフェイスでは、推奨に基づいて Pulse 指標の定義を編集、ブラッシュアップ、正式に作成することが可能です。役立つ指標を見極めて、Pulse 指標をカスタマイズし完成させるための機能です。
Tableau Pulse の Slack ダイジェスト
Slack アプリの中で直接データに基づく意思決定を行うことができ、利便性と使いやすさが高まります。Tableau Pulse の Slack ダイジェストでは、ユーザーの追跡している指標のパフォーマンスを示す、AI の生成したインサイトが提示されます。それぞれのダイジェストでは、追跡している指標に関して状況に応じたインサイトが提示され、個別に探索してさらにインサイトを得ることもできます。
Tableau Pulse のメールダイジェスト
メールで直接、パフォーマンスを手早く評価することができます。Tableau Pulse のメールダイジェスト機能は、指標に関して状況に応じたインサイトをダイジェストとしてメールで提供します。各メールダイジェストには、さらに掘り下げた分析のためのスパークラインと状況に応じたインサイト、そして重要な指標のパフォーマンスの簡単な評価について、AI の生成したサマリーが提示されます。メールダイジェストの送信頻度は、希望に応じて毎日、毎週、毎月のいずれかに設定可能です。
Tableau Pulse の指標検索
Tableau Pulse の指標検索機能で指標を検索して把握しましょう。キーワードベースで検索でき、コンテンツの提案と全検索という 2 つの大きな機能があります。
Tableau Pulse の Web コンポーネント
重要な指標をワークフローの中で調べられるようにしましょう。Tableau Pulse の Web コンポーネントを利用すると、プロダクトやカスタムアプリケーションに Pulse の指標を埋め込むことができます。それにより、日常業務の流れを妨げずに KPI の状況が一目でわかるようになります。
Tableau Pulse の Lightning Web コンポーネント
Salesforce のワークフローで指標を把握しましょう。Tableau Pulse の Lightning Web コンポーネントを使うと、Salesforce ワークフローに Pulse の指標を組み込んで、ワークフローの中で直接 KPI を見られるようにすることができます。
AWS Marketplace の Tableau Cloud
AWS Marketplace から Tableau Cloud が入手できるようになりました。お支払いの簡素化、調達の合理化、IT 支出の全体像把握を図ることができます。
移行 SDK
Tableau Server から Tableau Cloud への移行をシンプルにしてスピードアップしましょう。移行 SDK には、C# や Python でカスタムの移行アプリケーションを作成するのに必要な情報とツールが用意されています。そのツールを利用すると、ユーザーやパーミッション、プロジェクト、ワークブック、データソース、メタデータなどを移行することができます。
データストレージの拡張
拡張されたデータストレージで Tableau Cloud のデータをさらに活用しましょう。Tableau Cloud の全サイトでデータストレージが 1 TB になりました。エンタープライズ SKU や Advanced Management のお客様の場合、データストレージは 1 サイトにつき 5 TB です。
多要素認証を備えた Tableau の機能強化
多要素認証を備えた Tableau でユーザーがロックアウトされないようにしましょう。多要素認証 (MFA) で単一の認証方式を使用している場合、リカバリーコードの設定が必須になりました。新しい設定とエラーメッセージにより、管理者はユーザーのアクセス回復の支援を強化することができます。
Tableau Cloud での汎用 OpenID Connect プロトコルのサポート
Tableau Cloud で希望する ID プロバイダーを利用できます。今回のリリースから、Tableau Cloud で汎用 OpenID Connect プロトコルがサポートされました。ユーザーインターフェイスや REST API を使って、シングルサインオンとシングルログアウトを設定することが可能です。
認証構成の強化
強化された認証構成でアカウントのロックアウトを防止することができます。強化点として、ユーザーインターフェイスの変更、フィールドレベルの検証、操作可能なメッセージ、インライン警告の改善などがあります。
Tableau Catalog でのネイティブな Salesforce Data Cloud オブジェクトの使用
Data Cloud オブジェクトを使用して、より情報に基づく意思決定を行いましょう。Salesforce Data Cloud オブジェクト (データレイクオブジェクト、データモデルオブジェクト、計算済みインサイト) へのアクセスが、Tableau Catalog でネイティブな個別のエンティティになりました。オブジェクトは、検索結果、接続ダイアログボックス、外部アセットで簡単に見つけることができます。
Web 作成環境のラベル付けとカスタムラベルの管理性強化
ラベル管理の機能が強化され、データがよりスピーディかつ正確に評価できるようになりました。データラベルの統合ダイアログボックスを使うと、認証、データ品質に関する警告、機密度、カスタムカテゴリなどのデータラベルを簡単に追加、削除することができます。また、Web 作成機能も強化され、ユーザーは機密度ラベルやカスタムラベルを操作できるため、データアセットのリスク評価の全体像が得られます。
重複行の識別
Tableau Prep の機能強化により、データセット全体で重複レコードを識別して、よりクリーンで的確なデータが確保できるようになりました。実際に見ながら直接操作できる Tableau Prep のインターフェイスで、レコードが重複している理由を一層簡単に知ることができます。ユーザーはデータ準備の具体的なニーズに応じて、見出したデータの問題を修正することも、重複レコードをすべて削除することも可能です。
Splunk JDBC コネクタ
Splunk データから価値あるインサイトをさらにうまく引き出しましょう。Tableau の Splunk コネクタで Splunk Enterprise との統合を強化できます。このパワフルなツールには SQL エンジンが組み込まれており、サポートされている SQL 処理を Splunk で直接、簡単に実行することが可能です。このコネクタは Tableau Exchange で配布されているため、ご利用の環境での追加も管理も簡単です。
Tableau Prep でのヘッダーと開始行の選択
Tableau Prep で、Excel ファイルのクリーニングや形式変換を綿密に行えます。メタデータ行などのファイルスキーマが容易に把握できるため、データファイルの開始行がわかりやすくなります。入力の設定でデータをプレビューしてヘッダーとデータ開始行を明示的に指定し、Excel データを思い通りにコントロールしましょう。
Google サービスアカウントを使用した仮想接続サポート
仮想接続を通じて、データのセキュリティやアクセス、管理の信頼性を確保することができます。Google BigQuery と Google BigQuery JDBC コネクタの認証時に、Google サービスアカウントを使用した仮想接続がサポートされました。
クロス集計の Viz ナビゲーション
キーボードのみで、クロス集計のナビゲーションをシームレスに行えます。クロス集計の Viz ナビゲーション機能を使うと支援テクノロジーにより、ヘッダーや軸、ビジュアライゼーションペインのナビゲーションがマウス使用時と同様に行えるようになります。
Salesforce Data Cloud へのビジュアルセグメント作成
Tableau 上のビジュアルデータ探索で、直接 Data Cloud のセグメントを作成することができます。Salesforce Data Cloud へのビジュアルセグメント作成機能により、データモデルオブジェクト (DMO) のデータの探索、オーディエンスセグメント候補の判別に加え、そのオーディエンスセグメントを Web 作成セッションから直接 Data Cloud にプッシュするまでをスムーズに行えます。
テーブル拡張機能の動的パラメーター
テーブル拡張機能でユーザーパラメーターに基づいて自動取得を行うことにより、ライブデータの利用、セキュリティの強化、分析結果の調整が実現します。外部サービスに Tableau ダッシュボードをシームレスに接続し、パラメーターをセキュアに渡して、データを最大限に活用しましょう。このまったく新しい形のデータ操作で、情報に基づく意思決定をさらにスピードアップすることができます。
メールのカスタマイズ
サブスクリプションとアラートのメール送信ドメインや、メール内の URL リンクのドメインが、ユーザーの組織のドメインに設定できるようになりました。
npm を通じた埋め込み API 利用
npm に埋め込み API をパブリッシュすることができます。npm を通じた埋め込み API 利用の機能を使うと、埋め込み API v3 ライブラリを Tableau Cloud や Tableau Server から読み込むのではなく、npm を通じて埋め込めるようになります。
サインイン時のライセンス付与機能との SCIM 互換性
Tableau Cloud のライセンスを必要に応じて割り当てましょう。Azure AD と Okta IdP で、サインイン時のライセンス付与 (GLSI) に SCIM が対応しました。
アイドル状態のセッションのタイムアウト短縮
Tableau Cloud のパフォーマンスが向上しました。VizQL セッションで、アイドル状態のセッションのタイムアウトが 200 分から 30 分に短縮されたことで、スケーラビリティが強化されています。
抽出設定の UI 強化
強化された抽出設定のユーザーインターフェイスで増分更新を管理しましょう。新しい設定画面では、指定とナビゲーションが一層簡単になっています。強化されたダイアログボックスで、管理者にとって見やすさが向上するとともに深いインサイトも得られます。
Admin Insights Enhancements
Keep your finger on the pulse of Pulse usage with the Admin Insights data sources. Pulse usage data is now available in Site Content, Subscriptions, and TS Users data sources. Plus, data related to Personal Spaces is visible in all Admin Insights data sources.
ビューアクセラレーションの REST API
REST API でビューアクセラレーションを管理しましょう。API を使って、ビューアクセラレーションのオンとオフの切り替え、データの更新ポリシーの設定、アクセラレーションステータスの更新を行うことができます。
Activity Log Enhancements
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