Tableau 外部アクション
Tableau 外部アクションは、Salesforce フローとのネイティブ統合を実現し、ビジネスプロセスを自動化して時間とコストを削減するのに役立ちます。ダッシュボードを Salesforce に接続することで、状況に即した意思決定を行うとともに Tableau を離れずにフローを実行できます。案件のエスカレーションや顧客請求書の送付など、さまざまな操作がボタンをクリックするだけで行えるようになります。
画像の役割
「イメージの役割」を使うと、インサイトが把握しやすくなり、エンドユーザーがビジュアライゼーションに接続して理解するのに役立ちます。「画像の役割」はフィールドの新たなセマンティックであり、画像アセットをスケーラブルかつ自動的に Tableau に取り込むための方法として利用できます。Tableau は、データ内のリンクを基にして画像を動的に取得し、エクスポート可能な行や列のヘッダーとしてエンコードできるようになりました。この新しい機能を使用して画像アセットを外部で管理すると、ワークブックのサイズが維持管理や共有に支障を来すほど大きくなることを防げるようになります。
Tableau コミュニティからヒントを得た機能
Tableau コミュニティからヒントを得た機能により、一般的な作業を効率化に行えます。
- 複雑な手順を踏まずに、選択したデータソースをワークシートのレベルで差し替えることができます。
- PROPER ( ) 関数を使うと、文字列を適切な大小文字に変換することができます。
- Web 作成時にリッチテキストエディターを使用してテキストオブジェクトにハイパーリンクを付けることで、コンテキストを追加するとともに、さらに詳細に探索できるようになります。
Tableau 埋め込み分析での使用ベースのライセンスオプション
Tableau 埋め込み分析をよりスケーラブルで、効率よく迅速な方法で行って、最大限に活用しましょう。最新のライセンスモデルでは、ユーザー単位ではなく、使用ベースでのお支払いオプションが加わり、より柔軟にお客様のビジネスに最適な方法を選択できるようになりました。革新的なライセンスモデルとクラス最高の分析プラットフォームの組み合わせで、データ関連投資の価値を最大化しましょう。
Tableau 2022.4 の機能の概要
2022 年の Tableau Visionary である Marc Reid さんによる最新機能の紹介動画をご覧ください。今回のリリースに含まれる注目の機能をご紹介します。
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Tableau 外部アクション
Tableau External Actions は、Salesforce フローとのネイティブ統合を実現し、ビジネスプロセスを自動化して時間とコストを削減するのに役立ちます。ダッシュボードを Salesforce に接続することで、状況に即した意思決定を行うとともに Tableau を離れずにフローを実行できます。案件のエスカレーションや顧客請求書の送付など、さまざまな操作がボタンをクリックするだけで行えるようになります。
画像の役割
「画像の役割」を使うと、インサイトが把握しやすくなり、エンドユーザーがビジュアライゼーションに接続して理解するのに役立ちます。「画像の役割」はフィールドの新たなセマンティックで、画像アセットをスケーラブルに自動で Tableau に取り込むための方法として利用できます。Tableau は、データ内のリンクを基にして画像を動的に取得し、エクスポート可能な行や列のヘッダーとしてエンコードできるようになりました。この新しい機能を使用して画像アセットを外部で管理すると、ワークブックのサイズが維持管理も共有も行いにくいほど大きくなることを防げるようになります。詳細はこちらをご覧ください。
シート単位のデータソース置換
複雑な手順を踏まずに、選択したデータソースをワークシートのレベルで差し替えることができます。これまではデータソースを差し替えると、そのデータソースを使っているワークブックの全ワークシートに変更が適用されていました。これからは自由度が増し、表示しているワークシートでのみデータソースを変更するようにも指定できます。
PROPER() 文字列関数
文字列フィールドの大文字と小文字の変換が PROPER() 関数で行えるようになり、複雑な計算で対処する必要はなくなりました。この新しい関数は、文字列を適切な大小文字に変換します。文字列の最初のアルファベットと、記号文字の直後のアルファベットが大文字に、それ以外のアルファベットは小文字になります。
使用量のメトリクス
新しい [使用量] タブで、総閲覧数やお気に入りに登録された数がメトリクスとして表示されます。アナリストはこのインサイトを基に、どのワークブックの人気が高いかを把握できるため、ユーザーに利用されやすいコンテンツの作成に活用できます。また、閲覧者は使用量のメトリクスを活用して、コンテンツが広く使われ、信頼できるものかどうかを確かめることが可能です。
スウェーデン語とタイ語のサポート
お使いの言語でデータを見て理解しましょう。Tableau にタイ語とスウェーデン語のサポートが追加されました。
仮想接続: コネクタの追加
仮想接続で、次の接続がサポートされました。
- Microsoft OneDrive
- Apache Drill
- Apache Spark SQL
- Cloudera Hadoop Hive
- Datorama
- Dremio
- IBM DB2
- Kyvos
- Qubole Presto
仮想接続内の複数の接続
仮想接続内で、別のデータベースに接続して資格テーブルを取り込めるようになりました。この機能を利用すると、ポリシーステートメントの作成プロセスが簡略化されると同時に、データベース間で資格テーブルを複製する必要もなくなります。詳細はこちらをご覧ください。
仮想接続エディターからのデータ更新
仮想接続のエディターからデータベース接続を自由に更新して、最新のデータを取得できるようになりました。そのため、データベースで変更が発生した場合でもすぐに更新できます。仮想接続をいったん閉じて戻ったり、キャッシュの有効期間が過ぎるまで待ったりする必要はもうありません。詳細はこちらをご覧ください。
認証資格情報ローテーション API
新しい認証資格情報ローテーション API を使用すると、仮想接続の認証資格情報の変更や処理の自動化をプログラムで行えます。利用可能な新しい API エンドポイントは次の 3 つです。
- 利用可能な仮想接続の名前と ID のリストを取得する
- 仮想接続内のデータベース接続とその情報のリストを取得する
- 仮想接続内の特定のデータベース接続について、サーバーアドレス、ポート、ユーザー名、パスワードを更新する
Tableau Prep の入力ステップの入れ替え
Tableau Prep で、既存の入力ステップの上に新しい入力ステップをドラッグして、自動的に入れ替えられるようになりました。フローの他のステップとのつながりは維持されるので、作成作業がさらに行いやすくなります。詳細はこちらをご覧ください。
外部アセットの既定プロジェクト
新しい外部アセットは、[外部アセットの既定プロジェクト] という名前の新しいプロジェクトに自動で追加されるようになりました。この変更により、サイト管理者はプロジェクトリーダーを指名して、Tableau に追加された新規の外部アセットをすべて適切に管理する既定のパーミッションを設定することができます。Tableau でのデータベースや表、ファイルの整理や管理がさらにしやすくなります。
Tableau Prep の LogShark プラグイン
新しい LogShark プラグインを使うと、Tableau Prep のログファイルを簡単に収集できます。Tableau ダッシュボードも自動的に生成されるので、インタラクティブなパフォーマンス、フロー実行のパフォーマンス、エラーの分析が可能です。
Tableau Prep の UI 改良
Tableau Prep では、データのクリーニングや形式変換のためのフロー作成作業を極めて視覚的に行えます。今回はフローの図が改善され、フローの図が大きく複雑になった場合でも注意を散漫にする視覚要素が抑えられるようになりました。この変更により、一層見やすく柔軟、そして利用しやすい環境でフローを作成できます。
ワークブックオプティマイザーの強化
ワークブックオプティマイザーの強化により、ワークブック作成者は関係のないベストプラクティスを個別に無視し、特定のベストプラクティスを 1 回のクリックで適用できます。また、ワークブックオプティマイザーには一層多くのベストプラクティスが組み込まれ、作成者がワークブックのパフォーマンスを改善するのに役立ちます。詳細はこちらをご覧ください。
Web 作成機能の強化
- カスタム数値形式を含め、数字や日付の書式設定にフィールドから便利にアクセスできるようになりました。
- 表のヘッダー、ペイン、セルへの網掛けにより、表のセクションを視覚的に区分けしてわかりやすくすることができます。
- リッチテキストエディターを使用してテキストオブジェクトにハイパーリンクを付けることで、コンテキストを追加するとともに、さらに詳細に探索できるようになります。
- どの書式設定オプションを使用できるかが分かりやすくなりました。ビジュアライゼーションのタイプとシェルフ上のフィールドに基づいて、境界線や枠線の書式設定オプションが表示されます。
カスタムビューの REST API
API の利用により、カスタムビューの規模に応じた管理を自動化して生産性を向上させましょう。埋め込みのシナリオでカスタムビューを利用して、ユーザーによるフィルターや並べ替え、選択内容の保存が可能で適切なビューを提供できるようになりました。
カスタムビューの REST API には、次のメソッドが用意されています。
- getCustomizedViewImage
- getCustomView
- getCustomViews
- updateCustomViews
- deleteCustomView
埋め込み API v3.4
最新バージョンの埋め込み API でページ分割がサポートされ、開発者はすべての参照元データを取得する、Tableau を活用したプロダクトを開発することができます。機能の一覧については、開発者向けプレビュー (英語) をご覧ください。
Tableau Mobile と Salesforce SDK の統合
モバイルセキュリティのサイト設定の導入とポリシーの適用を支援するため、Tableau Mobile に Salesforce Security SDK が統合されました。ジェイルブレイク (脱獄) されたデバイスからでも、デバッガーやマルウェアが組み込まれたデバイスからでも、アクセスをブロックできます。
Tableau Exchange の新しいアクセラレーター
新しいアクセラレーター
メジャーアップグレード
Tableau Mobile のディープリンク機能強化
リンクを持つコンテンツのリンク先に応じて、モバイルデバイス上でサイトやサーバーをシームレスに切り替えることができます。サードパーティーのアプリケーションやサイトで Tableau コンテンツへのリンクをクリックすると、Tableau Mobile アプリにリダイレクトされます。このとき、目的のサイトやサーバーにまだサインインしていない場合は、サイトやサーバーを切り替えるためのメッセージが表示されます。
Tableau Exchange の Exasol JDBC コネクタ
Tableau Exchange の Exasol JDBC コネクタを使って、Exasol データベースにセキュア接続することができます。
Salesforce Marketing Cloud コネクタ
この新しいコネクタにより、Tableau から直接 Salesforce Marketing Cloud のデータに、スムーズかつ簡単に接続できます。
ServiceNow JDBC コネクタ
新しい ServiceNow JDBC コネクタを使うと、既定とカスタムのあらゆる ServiceNow オブジェクトにアクセスできます。またこのコネクタは、プライベートやエアギャップの導入環境に接続することも可能です。
Linux 版の TIBCO コネクタ
Tableau で、TIBCO Data Virtualization プラットフォーム用の Linux 版コネクタがサポートされました。
アクティビティログの強化
アクティビティログで、パーミッションの変更履歴を監査することが可能です。今回のリリースでは、グループメンバー、サイトロール、コンテンツ移動などの変更を追跡することにより監査能力を強化できます。
Tableau Cloud での HIPAA コンプライアンス
Tableau Cloud は、米国の「医療保険の相互運用性・説明責任法」 (HIPAA) に準拠しています。Tableau Cloud は、お客様の保護すべき健康情報 (PHI) を処理するための厳格な HIPAA 基準を満たしており、規制の厳しい医療業界で使用できる機能を提供しています。
データブレンド UI のアップグレード
データブレンドは、データセットを組み合わせるための強力なツールです。既存のパターンに合わせてアイコンをアップグレードし、データブレンドと UI 全体のデザインに統一感を持たせました。リンクフィールドは灰色のリンクアイコンで表示され、リンクの可能性があるフィールドは斜線入りのリンクアイコンで表示されるようになっています。機能に変更はありません。斜線入りのリンクアイコンをクリックすれば、そのフィールドがブレンドに使用されます。
Tableau のリリースについて