Hyper サポートリソース

Hyper への変換と互換性に関する全サポート情報

概要

Hyper は、大規模または複雑なデータセットの最速のデータインジェストと分析クエリ処理に最適化された、Tableau のインメモリデータエンジンテクノロジーです。Hyper の導入により、抽出に関する数多くの変更点があります。Tableau 10.5 以降、新規の抽出には .tde の代わりに .hyper ファイル形式が使用されます。

以下のセクションに、何をすると .tde 形式の抽出が .hyper 形式にアップグレードされるのか、起こり得る一般的な問題、Tableau 製品のアップグレード後の互換性に関する重要な注意点 (たとえば Tableau Desktop、Tableau Cloud、Tableau Server を同時にアップグレードしなかった場合) が説明されています。アップグレード計画の一環としてこのコンテンツをご確認ください。

下のリンクをクリックすると、各製品のセクションにジャンプします。

Tableau Desktop - .hyper 形式の抽出へのファイル変換

Tableau Desktop、Tableau Server、または Tableau Cloud のアップグレード後に、抽出やワークブックで新しい問題または現象が発生することがあります。特定のアクションを実行すると、既存の .tde 形式の抽出が新しい .hyper 形式の抽出に変更されます。

作業内容の更新、パブリッシュ、または他のユーザーとの共有を行う場合、考慮すべきことがいくつかあります。

  • 抽出が新しい .hyper 形式にアップグレードされると、その変更を元に戻すことはできません。つまり、アップグレードした抽出を .tde 形式に変換し直すことはできず、アップグレード済みの抽出を Tableau 10.5 より前のバージョンの Tableau Desktop で開くことはできなくなります。
  • アップグレード済みの抽出には後方互換性はありません。組織内の Tableau Server およびすべての Tableau Desktop を同じバージョンに揃え、同じスケジュールで 10.5 以降にアップグレードすることをお勧めします。
  • 互換性の問題については、次のページを参照してください。 Desktop と Server の互換性

    次の表は、.tde 形式が新しい .hyper 形式に変換されるきっかけとなるアクションを示しています。青いチェックマークは、抽出が .hyper 形式に変換されることを意味します。



      Tableau Desktop
    10.4 以前 10.5 以降
    抽出の完全更新
    抽出へのデータの追加
    抽出を手動でアップグレード

抽出の互換性のシナリオ - Tableau Desktop と Tableau Reader

Tableau Desktop と Tableau Reader の間での抽出の互換性について詳しくは、次の表を参照してください。

  ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.4 以前で作成 10.4 の抽出を使って Tableau Desktop 10.5 以降でワークブックを作成 ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.5 以降で作成
Tableau Reader および Tableau Desktop 10.4 以前を使用してワークブックを開く このワークブックを開くことができます。 ワークブックまたは抽出を操作することはできません。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。 ワークブックまたは抽出を操作することはできません。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。
Tableau Reader および Tableau Desktop 10.5 以降を使用してワークブックを開く このワークブックを開くことができます。これはバージョン管理の正常な動作であり、抽出はこのシナリオには影響しません。 このワークブックを開くことができます。これはバージョン管理の正常な動作であり、抽出はこのシナリオには影響しません。 このワークブックを開くことができます。これはバージョン管理の正常な動作であり、抽出はこのシナリオには影響しません。

Tableau Desktop - 抽出のトラブルシューティング

抽出のタスクを実行する際に次のような現象が発生する場合は、互換性の問題が発生している可能性があります。エラーを解消するには、次のナレッジベースの記事を参照してください。

Tableau Cloud - .hyper 形式の抽出へのファイル変換

Tableau Cloud のアップグレード後、.tde 形式の抽出ファイルが新しい .hyper 形式に変換された、または新しい .hyper 形式の抽出に関するエラーメッセージが表示されたという報告がユーザーから寄せられる可能性があります。機能強化されたデータエンジンによって抽出ファイルが変換されます。これにより、サイズの大きな抽出の作成や変換を短時間で行えるようになります。

抽出が .tde 形式から新しい .hyper 形式にアップグレードされるタイミングについては、次の表を参照してください。青いチェックマークは、抽出が .hyper 形式にアップグレードされることを意味します。詳しくは、Tableau ヘルプの「抽出のアップグレードを引き起こすタスク」を参照してください。

Tableau Desktop のファイル変換に関する考慮事項の詳細については、Tableau Desktop のアップグレードページを参照してください。

  Tableau Bridge Tableau データ抽出コマンドラインユーティリティ Tableau Cloud
10.4 以前 10.5 以降 10.4 以前 10.5 以降
抽出の完全更新
抽出の増分更新
抽出へのデータの追加



上記の動作について

具体的にどのようなことを意味しているのかについて説明します。以下のポイントを確認して、何が起きているのかを理解し、Tableau ユーザーに対処方法を伝える上で役立ててください。

  • Tableau Cloud によって実行される更新処理では、.tde 形式の抽出が必ず .hyper 形式にアップグレードされます。
  • 抽出が新しい .hyper 形式にアップグレードされると、その変更を元に戻すことはできません。つまり、アップグレードした抽出を .tde 形式に変換し直すことはできず、アップグレード済みの抽出は Tableau 10.4 (およびそれ以前) のデータエンジンで読み込むことはできなくなります。
  • 10.4 (またはそれ以前のバージョン) のクライアント (Tableau Bridge、Tableau データ抽出コマンドラインユーティリティ、API など) を使用してデータソースの完全更新を実行した後: 更新を実行しても、抽出は .tde 形式のまま維持されます。また、Tableau Desktop 10.4 (およびそれ以前のバージョン) を使用して、パブリッシュされたデータソースに接続して開くことができます。
  • Tableau Bridge 10.4 (またはそれ以前のバージョン) を使用してデータソースの増分更新を実行した後: 更新を実行すると、抽出は .hyper 形式で保存されます。ただし、この更新済みのデータソースは、Tableau Desktop 10.4 およびそれ以前のバージョンを使用して開くことはできなくなります (増分更新か完全更新かは関係ありません)。また、Tableau Desktop 10.4 (およびそれ以前のバージョン) を使用してデータソースをダウンロードして開いた後、抽出の場所を指定して再生成するように求められます。抽出を再作成する方法については、「抽出のアップグレード後に予測されること」を参照するようにユーザーに伝えてください。
  • 10.4 (またはそれ以前のバージョン) のクライアント (Tableau データ抽出コマンドラインユーティリティ、API など) を使用してデータソースの増分更新を実行した後: 更新を実行することができ、抽出は .hyper 形式で保存されます。Tableau Desktop 10.4 (およびそれ以前のバージョン) を使用してデータソースをダウンロードして開いた後、抽出の場所を指定して再生成するよう求められることに注意してください。抽出を再作成する方法については、「抽出のアップグレード後に予測されること」を参照するようにユーザーに伝えてください。



抽出がいつ変換されたのかを知る方法

どの抽出が影響を受けるかについて具体的に確認するには、管理ビューを使用してジョブタイプでフィルターします。詳細については、抽出でのバックグラウンドタスクを参照してください。

「TdeRefreshExtract」および「TdeIncrementalExtract」でタスクをフィルターすると、現在 .tde 形式で今後 .hyper 形式にアップグレードされるすべての抽出が識別できます。

抽出の互換性のシナリオ - Tableau Cloud

Tableau Cloud のユーザーから、抽出を操作する際に特定のアクションを実行できないという報告があった場合は、抽出の互換性の問題が発生している可能性があります。

次の表は、ユーザーの視点から見たシナリオの例を示しており、抽出に関係する特定のアクションが実行されたときに、Tableau Cloud のバックグラウンドで何が起こっているかを説明しています。

以下に説明するワークブックに関する動作は、パブリッシュされたデータソースについても同様です。



  ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.4 以前で作成 10.4 の抽出を使って Tableau Desktop 10.5 以降でワークブックを作成 ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.5 以降で作成
Tableau Cloud および Desktop のユーザーがワークブックまたは抽出を Tableau Cloud にパブリッシュ
 
  • このワークブックまたは抽出はパブリッシュできます。
  • 抽出は .tde 形式のままです。
  • このワークブックまたは抽出はパブリッシュできます。
  • 抽出は .tde 形式のままです。
  • このワークブックまたは抽出はパブリッシュできます。
  • 抽出は .hyper 形式で保存されます。

  ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.4 以前で作成 10.4 の抽出を使って Tableau Desktop 10.5 以降でワークブックを作成 ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.5 以降で作成
Tableau Cloud および Desktop のユーザーがワークブックを Web 編集し、Tableau Cloud に保存

(Tableau Cloud にパブリッシュした後)
 

Tableau Cloud で更新も追加も行わない

  • このワークブックを Web 編集できます。
  • Tableau Desktop 10.4 以前のバージョンでダウンロードして開くことはできなくなります。ただし、このワークブックを以前のバージョンの形式にエクスポートすることはできます。
  • 抽出は .tde 形式のままです。
  • このワークブックを Web 編集できます。
  • 抽出は .tde 形式のままです。
  • このワークブックを Web 編集できます。
  • 抽出は .hyper 形式のままです。
 

Tableau Cloud での抽出の更新または追加

  • このワークブックを Web 編集できます。
  • 次に更新が実行されると、抽出は .hyper 形式で保存されます。
  • このワークブックを Web 編集できます。
  • 抽出は .hyper 形式で保存されます。
  • このワークブックを Web 編集できます。
  • 抽出は .hyper 形式のままです。

  ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.4 以前で作成 10.4 の抽出を使って Tableau Desktop 10.5 以降でワークブックを作成 ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.5 以降で作成
Tableau Cloud および Desktop のユーザーがワークブックと抽出をダウンロードして開く
 

Tableau Desktop 10.4 (およびそれ以前のバージョン) を使用

  • このワークブックをダウンロードして共有できます。ワークブックを Web 編集した後、Tableau Desktop 10.4 以前のバージョンでダウンロードして開くことはできなくなります。
  • ワークブックを編集せずに更新/追加を実行した場合、Tableau Desktop 10.4 を使用してワークブックをダウンロードして開いた後、抽出の場所を指定して再生成するように求められることがあります。抽出を再作成する方法については、「抽出のアップグレード後に予測されること」を参照してください。
  • このワークブックを以前のバージョンの形式にエクスポートできます。
ワークブックまたは抽出を操作することはできません。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。 ワークブックまたは抽出を操作することはできません。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。
 

Tableau Desktop 10.5 以降を使用

  • このワークブックおよび抽出をダウンロードして開くことができます。
  • 古いバージョンの Tableau Desktop によるワークブックの編集やダウンロードに関して問題が発生する場合は、以下のナレッジベースの記事を参照してください。
  • このワークブックおよび抽出をダウンロードして開くことができます。
  • 古いバージョンの Tableau Desktop によるワークブックの編集やダウンロードに関して問題が発生する場合は、以下のナレッジベースの記事を参照してください。
  • このワークブックおよび抽出をダウンロードして開くことができます。
  • 古いバージョンの Tableau Desktop によるワークブックの編集やダウンロードに関して問題が発生する場合は、以下のナレッジベースの記事を参照してください。

  ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.4 以前で作成 10.4 の抽出を使って Tableau Desktop 10.5 以降でワークブックを作成 ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.5 以降で作成
Tableau Cloud ユーザーが Tableau Desktop の [バージョン名を付けてエクスポート] を使用して、対応するバージョン (またはそれ以降のバージョン) の Tableau でワークブックを開く
  ワークブックで .tde 形式の抽出が使用されている場合、このワークブックをエクスポートして開き、対応するバージョン (またはそれ以降のバージョン) の形式で抽出できます。 ワークブックで .tde 形式の抽出が使用されている場合、このワークブックをエクスポートして開き、対応するバージョン (またはそれ以降のバージョン) の形式で抽出できます。 このデータソースで .hyper 形式の抽出が使用されているため、このアクションは実行できません。オプションが淡色表示されます。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事 を参照してください。**
 

** Tableau Cloud で以前のバージョンとしてダウンロードするオプションを使用すると、このワークブックを以前のバージョンの形式でダウンロードできます (このワークブックは Tableau Desktop 10.4 およびそれ以前のバージョンで開くことができます)。ただし、.hyper 形式の抽出が使用されている場合、パッケージドワークブックファイルにその抽出が含まれ、そのファイルは以前のバージョンの Tableau Desktop では読み取れないことに注意してください。

Tableau Desktop 10.5 以降で作成された抽出に対して Tableau Desktop 10.4 以前のバージョンでなんらかのアクションを実行すると、エラーメッセージが表示されます。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。

Tableau Server - .hyper 形式の抽出へのファイル変換

組織内の Tableau Server とすべての Tableau Desktop を同じバージョンに揃え、同じスケジュールで 10.5 (またはそれ以降のバージョン) にアップグレードすることをお勧めします。

Tableau Server のアップグレード後、.tde 形式の抽出ファイルが新しい .hyper 形式に変換された、または新しい .hyper 形式の抽出に関するエラーメッセージが表示されたという報告がユーザーから寄せられる可能性があります。この抽出ファイルの変換は、機能強化されたデータエンジンによるものです。これにより、サイズの大きな抽出の作成や変換を短時間で行えるようになります。

Tableau Desktop のファイル変換に関する考慮事項の詳細については、Tableau Desktop のアップグレードページを参照してください。

抽出が .tde 形式から新しい .hyper 形式にアップグレードされるタイミングについては、次の表を参照してください。青いチェックマークは、抽出が .hyper 形式に変換されることを意味します。詳しくは、Tableau ヘルプの「抽出のアップグレードを引き起こすタスク」を参照してください。



tabcmd Tableau データ抽出コマンドラインユーティリティ
抽出の完全更新
抽出の増分更新
抽出へのデータの追加


抽出の互換性のシナリオ - Tableau Server

Tableau Server のユーザーから、抽出を操作する際に特定のアクションを実行できないという報告があった場合は、抽出の互換性の問題が発生している可能性があります。

次の表は、特定のアクションを実行するときに、ユーザーの視点から見て、Tableau Server のバックグラウンドで何が起こるかというシナリオの例を示しています。

  ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.4 以前で作成 10.4 の抽出を使って Tableau Desktop 10.5 以降でワークブックを作成 ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.5 以降で作成
Tableau Server および/または Desktop のユーザーがワークブックまたは抽出をパブリッシュ
 

パブリッシュ先が Tableau Server 10.4 以前

  • このワークブックまたは抽出はパブリッシュできます。
  • 抽出は .tde 形式のままです。
  • エラーが表示されます。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。
  • Tableau Server 10.4 以前では、すべての対応する Tableau Server のバージョンと互換性があります。
エラーが表示されます。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。
 

パブリッシュ先が Tableau Server 10.5 以降

  • このワークブックまたは抽出はパブリッシュできます。
  • 抽出は .tde 形式のままです。
  • このワークブックまたは抽出はパブリッシュできます。
  • 抽出は .tde 形式のままです。
  • このワークブックまたは抽出はパブリッシュできます。
  • 抽出は .hyper 形式で保存されます。

  ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.4 以前で作成 10.4 の抽出を使って Tableau Desktop 10.5 以降でワークブックを作成 ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.5 以降で作成
Tableau Server および/または Desktop のユーザーが Web 編集し、Tableau Server に保存

(Tableau Server にパブリッシュした後)
 

Tableau Server で更新も追加も行わない

  • このワークブックを Web 編集できます。
  • どのバージョンの Tableau Server でも、抽出は .tde 形式のままです。
  • このワークブックを Web 編集できます。
  • Tableau Server 10.5 以降では、抽出は .tde 形式のままです。
  • このワークブックを Web 編集できます。
  • 抽出は .hyper 形式で保存されます。
 

Tableau Server での抽出の更新または追加

  • このワークブックを Web 編集できます。
  • Tableau Server 10.4 以前では、抽出は .tde 形式のままです。
  • Tableau Server 10.5 以降では、ワークブックの編集または抽出の追加を行った後、抽出は新しい .hyper 形式に変換されます。
  • このワークブックを Web 編集できます。
  • Tableau Server 10.5 以降では、抽出は新しい .hyper 形式に変換されます。
  • このワークブックを Web 編集できます。
  • 抽出は .hyper 形式で保存されます。

  ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.4 以前で作成 10.4 の抽出を使って Tableau Desktop 10.5 以降でワークブックを作成 ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.5 以降で作成
Tableau Server および Desktop のユーザーがワークブックと抽出をダウンロードして開く
 

Tableau Desktop 10.4 (およびそれ以前のバージョン) を使用

  • このワークブックをダウンロードして開くことができます。
  • Tableau Server 10.4 以前では、すべての対応する Tableau Server のバージョンと互換性があります。
  • Tableau Server 10.5 以降では、ワークブックを開けますが、抽出を使用することはできません。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。
すべてのバージョンの Tableau Server で、エラーメッセージが表示されます。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。 すべてのバージョンの Tableau Server で、エラーが発生します。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。
 

Tableau Desktop 10.5 以降を使用

このワークブックをダウンロードして開くことができます。 抽出は .hyper 形式の抽出としてパブリッシュされているため、このワークブックをダウンロードして Tableau Server 10.5 以降で開くことができます。 抽出は .hyper 形式の抽出としてパブリッシュされているため、このワークブックをダウンロードして Tableau Server 10.5 で開くことができます。

  ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.4 以前で作成 10.4 の抽出を使って Tableau Desktop 10.5 でワークブックを作成 ワークブックと抽出を Tableau Desktop 10.5 以降で作成
Tableau Server ユーザーが Tableau Desktop の [バージョン名を付けてエクスポート] を使用して、対応するバージョン (またはそれ以降のバージョン) の Tableau でワークブックを開く
 
  • ワークブックで .tde 形式の抽出が使用されている場合、このワークブックをエクスポートして開き、対応するバージョン (またはそれ以降のバージョン) の形式で抽出できます。
  • ワークブックを Tableau Server 10.5 (以降) で編集して保存した後、このワークブックと抽出をダウンロードして対応するバージョン (またはそれ以降のバージョン) の Tableau で開くことができます。
ワークブックで .tde 形式の抽出が使用されている場合、このワークブックをエクスポートして開き、対応するバージョン (またはそれ以降のバージョン) の形式で抽出できます。 このデータソースは .hyper 形式の抽出を使用しているため、ワークブックを古いバージョンの Tableau 用にエクスポートすることはできません。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。
 

Tableau Desktop 10.5 以降で作成された抽出に対して Tableau Desktop 10.4 以前のバージョンでなんらかのアクションを実行すると、エラーメッセージが表示されます。詳しくは、こちらのナレッジベースの記事を参照してください。

Tableau Server - 抽出のトラブルシューティング

ユーザーが抽出のタスクを実行する際に次のような現象が発生している場合は、互換性の問題が発生している可能性があります。エラーを解消するには、次のナレッジベースの記事を参照するようにお伝えください。

  • 「This workbook uses a .hyper extract and is not compatible with this version of Tableau.Open this workbook in Tableau 10.5 or later.」というメッセージが表示されます。
  • .hyper 形式の抽出を使用するワークブックで [バージョン名を付けてエクスポート] が淡色表示されます。
  • 「The document cannot be downgraded, because it contains direct connections to .hyper extracts.」というメッセージが表示されます。
  • アップグレード後にビューが変わります (空白になる、ビュー内のマークが少なくなる、サマリーのデータを確認すると NULL 値が増えている、ビュー自体で別の形状が使用されている)。
  • Tableau Server にパブリッシュされた抽出データソースの更新の詳細については、Tableau ヘルプの「抽出を使用しているサーバーデータソースの更新」を参照してください。