Marico Limited 社: ビッグデータの課題に Tableau で対処

Marico 社は、アジアとアフリカの新興市場国 25 か国に進出しています。同社が抱えるブランドは、Livon、Parachute Advansed、Set Wet、Zatak、Saffola などです。

Tableau は、購入後すぐに社内全体で導入が進みました。現在 Marico 社では、社員が日常的にデータについて討論するようになり、Rao 氏によれば「3 年前にはなかった」状況に変わりました。また、ビジネスユーザーは静的な Excel レポートから、データに対する自動化された視覚的なアプローチに移行しました。

同社のチームは Tableau のデータコネクタを使い、SAP Business Warehouse (SAP BW) や Microsoft SQL Server などのデータソースに、簡単に接続することができます。また、同社では Tableau Server を利用して、データの正確性とセキュリティを確保しています。


Tableau: Tableau でどのような体験をされたかお話しいただけますか?
Girish Rao 氏、IT・ビジネス分析部門長: データビジュアライゼーションに関して言えば、Tableau は最高です。実際のところ、データがどのように視覚化されるのか、どう見えるようになるのかと考える必要はありません。データの理解について心配する必要もありません。データを正しく手に入れる方法だけを考えればすみます。正確なデータを入手して データソースが違っていても 1 つにまとめることです。

ただし、ビジュアライゼーションや理解について心配する必要はありません。データを取得するだけでいいのです。

すぐに使い始め、数時間でプロトタイプを作れるようになり、とてもうれしく感じました。その体験は本当に素晴らしかったです。それから 3 年間、期待される成果が上がっています。

Tableau: Tableau を初めて使ったとき、どのように感じましたか? 時間が経ってそれは変わりましたか?
Rao 氏: Tableau の評価を行ったのは 3 年前でした。このツールに出会い最終的に、私はこの製品に自分のキャリアをかけられるだろうかと自問していました。

ゼロの状態、誰も Tableau を聞いたことがなかった状態から、数多くの利用者がいる状態まで来たわけです。Tableau に賭けて良かったと思います。成果が上がっていると私は考えています。

当社は大きく変わりました。始まりは Marico でちょっとした分析の日を設けて、分析とは一体何かを社員に簡単に説明するだけでした。それが実際に花開いて大きな歩みにつながったのです。

振り返ってみると年月を経てTableau は期待に応えてくれたと思います。そして、正しい決断をしたことに満足しています。

Tableau: Tableau が優れている点は何だと思いますか?
Rao 氏: すぐに使い始め、数時間でプロトタイプを作れるようになり、とてもうれしく感じました。その体験は本当に素晴らしかったです。それから 3 年間、期待される成果が上がっています。

Tableau と出会ったのは偶然でした。木曜のある日にトライアル版をダウンロードすると、すべてすぐに使い始められるようになって、月曜にはプロトタイプを作成できていました。

4 日が数時間に

Tableau: この 3 年間で、データに対するアプローチはどのように変わりましたか?
Rao 氏: 最近は分析が話題に上ることが増え、ビジュアライゼーションやレポートの自動化データの利用について話をしています。3 年前にはなかった話題です。

ビジネスユーザーは、Excel で情報を処理することから、処理が自動化され可視化されたデータに移行したいと望んでいます。データの処理に時間を費やすよりも、意思決定を行うことにもっと集中できるようになりたいからです。

以前なら 3 ~ 4 日かかっていた作業が、今では数時間でできるようになっています。

Tableau: Marico 社にはどのような影響がありましたか?
Rao 氏: [Marico 社の] どの部署に行っても、データの処理と情報の活用にかかる時間を減らすことができたと誰もが言うでしょう。そして、情報の分析、その結果の分析、ビジネスユーザーへの意思決定の伝達にもっと集中できるようになっています。

今では、社員が分析、ビジュアライゼーション、自動化レポート、データの利用について話をしています。3 年前にはなかった話題です。

Tableau: Tableau でどのようなデータソースを分析しているのですか?
Rao 氏: 最大のデータソースは SAP、次に大きなデータソースは SAP BW です。また、SQL Server で情報を生成するポータルが多数あります。

以前は、複数のソースに分かれたデータを利用することが最大の課題となっていました。データをどのようにまとめるか、どうすれば調整できるかが課題でした。

Tableau: その課題について、そしてそれを解決するために Tableau がどのように役立ったかについて、詳しくお話しいただけますか?
Rao 氏: ビッグデータに関しても大きな課題があります。データを実際にはデータストアに保存します。そして Tableau を使ってビジュアル化します。

ビッグデータに関してはさまざまなデータソースに分かれていたのですが、Tableau で利用できるように、そのビッグデータを調和させて 1 か所にまとめることができました。

Tableau: 個人的には、Tableau の影響がありましたか?
Rao 氏: このデータから情報を引き出し、意思決定に使用するという次のステップに進むにあたり、Tableau が本当に役立った、と自信を持って言うことができます。