Tableau Server のディザスタリカバリ

注: このホワイトペーパーは、Tableau サービスマネージャーを使用した Tableau Server バージョン 2018.2 以降が実行されていることを前提にしています。

ディザスタリカバリ (DR) とは、ディザスタ (災害や障害) に対する予防措置、および復旧措置を意味します。事業中断の原因となるハードウェア障害、ソフトウェア障害、自然災害、人的ミス、インフラストラクチャ障害などの事態をディザスタと考えることができます。

しっかり策定されたディザスタリカバリ計画により、企業はディザスタへの備えを整えることができます。そして、しっかり策定された計画に加え、ディザスタ発生時に迅速かつ正確に行動して会社への影響を最小限に抑えられるように、定期的に計画をテストすることも重要です。

分析環境はミッションクリティカルであることが少なくなく、そのため Tableau Server は、プラットフォームの可用性を低下させる可能性がある想定外の事態が起こっていても、企業をサポートできるように確実に稼働し続ける必要があります。Tableau に組み込まれたバックアップと復旧のテクノロジーは、DR のニーズへの対応に活用できます。

このホワイトペーパーでは、社内目標を達成するために、DR 計画をどのように最適化できるかを取り上げています。内容は以下のとおりです。

  • ディザスタリカバリについて理解する (目標復旧ポイント (RPP) および目標復旧時間 (RTO) を含む)。
  • Tableau Server を使用した、ディザスタリカバリのためのバックアップについて理解する (Tableau Server のユーザーおよびワークブックのメタデータと、構成およびトポロジデータのバックアップを含む)。
  • 低 RTO (数分)、中 RTO (数時間)、高 RTO (数時間以上または数日) のディザスタリカバリ計画。
  • パブリッククラウドに Tableau Server を導入しているエンタープライズにとっての追加の考慮事項。

現在、セルフサービス分析環境によって、組織のさらに多くの人々がデータドリブンな意思決定を行えるようになっています。従業員も重役も、適切なデータを見出しリアルタイムで答えを導き出せる分析環境を利用しています。そして、ミッションクリティカルなセルフサービス分析環境の提供で業界をリードしているのが、Tableau Server です。セルフサービスのデータ探索を迅速に行え、堅牢なガバナンスによってコンテンツとデータの信頼性が向上します。また、導入と管理が簡単で、あらゆる企業で全社に拡張できます。

Tableau Server および Tableau サービスマネージャーを使用した DR の詳細についてご確認ください。



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