Hyper API には、Tableau 抽出 (.hyper) ファイルとのインタラクションを自動化するために使用できる一連の関数が含まれています。この API を使用して、新しい抽出ファイルを作成したり、既存のファイルを開いたりして、それらのファイルからデータを挿入、削除、更新、または読み取ることができます。これは、提供されている一連の高水準関数によって、または Hyper SQL を使用して実行できます。
ユースケース
Hyper API を使用することで、開発者および管理者は次のことができます。
- 現時点で Tableau がサポートしていないデータソースの抽出ファイルを作成する
- カスタムのデータ準備 (ETL) プロセス (ウィンドウの繰り返し更新やカスタムの増分更新など) を自動化する
- 抽出ファイルからデータを取得する
- REST API と組み合わせて、Tableau Server/Online でパブリッシュされたデータソース内の更新するデータを指定するハイパーファイルを作成する
メリット
データに接続できる場合は、Hyper API を使用して、パフォーマンスを向上させ、オフラインアクセスを提供するデータ抽出を作成できます。半構造化または非構造化データソースなど、現在サポートされていないデータソースがある場合は、Hyper API を使用してデータを Tableau に取り込むことができます。抽出ファイル内のデータを更新する場合は、Hyper API を使用して抽出を更新できます。さらに、抽出ファイルのデータにアクセスする必要がある場合には、抽出からデータを読み取るスクリプトを作成できます。