新しい Tableau Data Management Add-on に含まれている Tableau Prep Conductor
組織がよりデータドリブンになり、より多くの人がデータにアクセスして意思決定を行っている状況で何よりも重要なのは、誰もが適切なデータで作業することです。残念ながら、データがさらに大規模で複雑になるにつれ、それはますます困難になっています。
Tableau は、適切なユーザーが適切なデータを適切なタイミングで取得できるようお手伝いします。そのために、Tableau は今年、新しいデータ管理機能をリリースします。まずは 2019.1 リリースの一部として購入できる Tableau Prep Conductor です。
リリース: Tableau Prep Conductor
皆様から、Tableau Prep Builder (Tableau Prep の新しい名称) で作成したフローをスケジュールおよび管理できる機能が欲しいとのご要望をいただいていました。それに応えるべく、本日、新しいスケジュール、アラート、管理機能を備えた Tableau Prep Conductor を発表します。これによって組織は常に、クリーニングされ分析用に準備が整った信頼できるデータを使用することができます。Prep Conductor は Tableau プラットフォームに完全に統合されているため、アナリストやデータスチュワードはサーバー環境の力やパーミッション、セキュリティを活用できます。
一元管理— 組織全体のセルフサービスでのデータ準備に対する優れた可視性を管理者に提供します。Prep Conductor により、IT 部門は組織のデータの自動クリーニングプロセスを監視およびセットアップできるとともに、データフローおよびデータソースに関するパーミッションを構築することで、規模に応じてガバナンスとコンプライアンスを維持できます。また、組織のデータソースおよび一元管理されたフローの健全性を、使い慣れた Tableau Server インターフェイスで常に把握できます。
フローのスケジュールと共有 — Tableau Prep Conductor を使用して Tableau Prep Builder から Tableau Server または Tableau Online にフローをパブリッシュし、その後スケジュールを作成して、データを常に最新かつ使える状態にしておくことができます。フローを自動化して繰り返し可能なプロセスを作成すれば、準備済みのデータの提供に一貫性が維持されます。ユーザーは、重複した作業を行って中央チームの管理業務を増やすのではなく、既存のフローを再利用できます。
ガバナンスと可視性 — データの共有と更新に関するルールとパーミッションを作成し、フローへのアクセスを制御します。Prep Conductor は Tableau Server のパーミッションモデルとインフラストラクチャを活用し、組織内のどのユーザーがフローを閲覧、スケジュール、ダウンロードできるかを制御します。また、準備フローの現在の状況について常に確認することができます。Tableau Prep Conductor はフローの実行履歴のビューを提供するため、実行が成功または失敗したことが簡単に一目で分かります。フローが失敗した場合は、すぐに使えるアラートで通知されます。これらの監視機能により、すべてのフローの品質を把握することが可能になり、データの正確性に自信を持てるようになります。
Tableau Data Management Add-on で今すぐお試しください
Tableau Prep Conductor は、新しい Tableau Data Management Add-on の一部として一般提供が開始されています。そして今年の後半には、データカタログ機能も Tableau Data Management Add-on に追加される予定です。これは、Tableau へと集約されるすべてのデータの追跡に役立つ機能であり、データ、データソース、および分析コンテンツの間の関係を誰もが理解できます。
Data Management Add-on は Tableau Server のトライアル版に含まれています。また Tableau Online の既存のお客様は限定リリースで利用可能です。
Tableau は、お客様が分析への投資を拡大し、組織の誰もが管理されたセルフサービス分析をより簡単に開始できるよう支援します。2019.1 リリースのその他の機能について、今すぐご確認ください。
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