2022 Iron Viz 予選通過者のご紹介
2022 Iron Viz 予選コンテストの結果が発表されました。今回、審査員による選考は難航しました。選考対象のデータセットとビジュアライゼーションは、素描や絵画などの伝統的なアートから写真、映画、音楽、ダンスまで、アートに関連したものすべてが対象となりました。DataFam の多種多様な作品を見るのはとても刺激的でした。しかし、今年 5 月に開催される Tableau Conference での Iron Viz 決勝に進出できるのは 3 人のみです。才能あふれる この 3 人のデータストーリーテラーはどんな人々でしょうか。ご覧ください。
審査
今回は、Tableau アンバサダー、Tableau Visionaries、過去の Iron Viz ファイナリストに、選考対象となるすべての魅力的な Viz をベスト作品 10 点まで絞るように依頼しました。エントリー作品は次の基準に従って採点されました。
デザイン: 語られているストーリーに対して、デザインは適しているか?
ストーリーテリング: 語られているストーリーや探求されている疑問は明瞭か、適切なコンテキストが提供されているか?
分析: ストーリーに使用されているデータは洗練されていて適切か?
参加していただいたコミュニティの審査員: Adam Mico、Agata Ketterick、Alexander Waleczek、Autumn Battani、Christina Gorga、Christopher Scott、David Pires、Fi Gordon、Heidi Kalbe、Jacqui Moore、Jeff Plattner、Karen Hinson、Kevin Flerlage、Klaus Schulte、Michael Perillo、Nisa Marques、Simon Beaumont、Swagat Kumar Jena、Tanish Jain、Timothy Vermeiren、Tore Levinsen、Will Perkins の各氏。
審査員によって上位に選出された参加者は?
Iron Viz 予選には、きわめて大きな努力が求められます。参加者はデータを探して準備し、新たなテクニックを試して、持っているスキルを最大限に活かし、究極のビジュアライゼーションを作成して、その裏にあるストーリーを共有するために何週間もの時間を費やします。こうした参加者の方々の並々ならぬ努力とその成果には非常に感服させられますし、心から敬意を表したいと思います。ここではトップ 10 に選ばれたエントリー作品をご紹介します。今年の全エントリー作品はこちらでご覧いただけます。さらに、Tableau コミュニティ Iron Viz の 10 人のファイナリストを発表した際の様子を視聴することもできます。今回は、Iron Viz 決勝ホストで Tableau テクニカルエバンジェリストの Andy Cotgreave と新しい共同ホストで Tableau リードソリューションエンジニア の Archana Ganeshalingam が進行役を務めました。
Ryan Soares さんの作成した「Art in Public Spaces」は、公共空間とコミュニティを変革するアート作品に着目し、その概要や制作方法、制作者、その独自性について紹介しています。
「Art in Public Spaces」 作成者: Ryan Soares
Connie Zhang さんの作品「Vanessa Stockard's Wondrous World」は、Vanessa Stockard のアート作品のさまざまな特徴、要素、側面について紹介しています。
Nathalie Richer さんによる「Women Artworks at MoMA」は、女性アーティストの作品がニューヨーク近代美術館にどのように寄与しているのかを探っています。
Emily De Padua さんの作品「Color Studies」は、Chelsea Pineda が撮影した音楽のライブコンサートをテーマとした写真シリーズでの色の使い方について掘り下げています。
「Color Studies」 作成者: Emily De Padua
Maxwell Titsworth さんによる「How to Make a Hit Movie」は、統計モデルを使用して、推しの映画の興行収入面での成功を予測します。
Oana Tudorancea さんの作品「The Beat Lives On」は、1969 年に録音された 6 秒のドラムブレイクがどのようにして、その後 5,000 回以上のレコーディングで使用され、いまだにその影響力を保っているのかを探っています。
「The Beat Lives On」 作成者: Oana Tudorancea
Jade Wimpy さんの作成した「Lost but Not Forgotten」 は、世界中の有名なアート作品の盗難事件について探っています。
ファイナリストの 3 人に拍手を送りましょう
CJ Mayes さんの作品「The Art of Conversation」は、ポッドキャスト「The Diary of a CEO」で紹介された、大きな影響力を持つ人々の体験とストーリーを掘り下げています。
「The Art of Conversation」 作成者: CJ Mayes
Kimly Scott さんの「Winning the Archibald Prize」は、オーストラリアの絵画芸術賞 Archibald Prize の受賞者、展示アーティスト、アート作品の価格に関するジェンダー間の格差について探ることで、アートの世界における多様性の問題に目を向けています。
Will Sutton さんによる「Interpreting Art」は、「Drawful 2」というゲームで作成したアート作品がどのように解釈されるかを探ると同時に、閲覧者に Viz に関するクイズへの回答を促し、どんなことを学べたか理解できるようになっています。
「Interpreting Art」 作成者: Will Sutton
素晴らしい Viz を作成したファイナリストの皆さん、おめでとうございます。また、すべての Iron Viz 参加者の皆様、ありがとうございました。さて、勝利を収め、王座に就き、数千ドルの賞金を自分自身と自分の選んだチャリティのために手にするのはどのファイナリストでしょうか? その様子をぜひ特等席でご覧ください。
2022 年 5 月 17 ~ 19 日に開催される Tableau Conference で行われる Iron Viz 決勝へのカウントダウンはすでに始まっています。ラスベガスの現地会場で、または世界中からオンラインで参加できます。現地会場での参加をご希望の方は、参加可能な人数に限りがありますので、できるだけお早めにご登録ください。
関連ストーリー
Subscribe to our blog
Tableau の最新情報をメールでお知らせします