Tableau は誰もがデータを見て
理解できるように支援します
重要なミッション
お客様がデータを見て理解できるように支援することです。このミッションは、Tableau すべての業務の原動力であり、これまでになく重要になっています。
2020 年には、世界中で生成されるデータ量は 2011 年当時の 50 倍に、情報ソースの数は 75 倍になることが予想されます (出典: IDC、2011 年)。これらのデータは膨大であり、人類の進歩に比類ない機会がもたらされます。しかし、その機会を現実にするには、データをすぐに使えるようにする手段が必要です。Tableau は、まさにその手段を提供するソフトウェアを作っています。
Tableau の製品は、問題解決のためのデータ利用法を変革します。高速で簡単、そして美しさを備えた役立つデータ分析が可能になります。誰もが使えるソフトウェアです。
私たちは、Tableau Software です。
Chris Stolte
共同設立者、テクニカルアドバイザー
飛躍させる力
アメリカ国防総省 (DOD) が情報分析力の向上を目指すプロジェクトを立ち上げました。スタンフォード大学コンピューターサイエンス学部に持ち込まれたこのプロジェクトは、Chris Stolte のもとで大きく飛躍します。当時博士課程に在籍していた Stolte は、リレーショナルデータベースとデータキューブの調査と分析を視覚化する方法を研究していました。その以前にデータベースプログラマーだった Stolte は、その経験から既存のデータ分析ツールの問題点を気づくことができました。世界を変えるプロジェクトを待ち望んでいた Stolte は、このプロジェクトの価値を確信しました。
データに直接アクセスできるようにすると、必ず驚きと共に感謝されました。そのことは一生忘れられません。
Pat Hanrahan
Tableau 主任研究員、共同設立者
Pixar の頭脳
Pixar の頭脳であり、Stolte の博士課程の指導教官だった Pat Hanrahan 教授も、これが世界を変える可能性があるプロジェクトであると気づいていました。Pixar の設立メンバーであり、RenderMan の主任アーキテクトであった Hanrahan は、すでにアニメーション映画の世界に変革をもたらしていました。
私たちは質問に答える画像を作成しています。そしてそれは自分たちのデータについて知りたいと考えている企業のために行っています。
Stolte と Hanrahan が率いるスタンフォード大学博士課程のチームは、コンピューターグラフィックスが人間が持つデータを理解する能力を大きく伸ばすことができる、と認識しました。急展開があったのは、コンピューターサイエンスの2つの分野 (コンピューターグラフィックスとデータベース) を初めて 1 つにまとめたときでした。彼らが発明した VizQL™ により、ドラッグ & ドロップで見たい画像を構築するだけで、データ分析ができるようになりました。
Christian Chabot
共同設立者、取締役会会長
「未来が見える」
2 人が発明したものを見て、Christian Chabot は言いました。「未来が見える」と。Chabot は、数年間データ分析に携わった後、スタンフォード大学ビジネススクールで起業について学びました。Chabot、Stolte、Hanrahan の 3 人は会社を設立し、2003 年にスタンフォード大学を後にしました。Chabot を CEO に据えた Tableau は、次々と成功を収めました。顧客の獲得から始まり、数々の賞の受賞、国際的な事業展開、収益 100 万ドルの突破を実現し、新しい発明を世に送り出しました。Tableau は、ビジネス分析の世界に革命を起こしています。そして、これはまだ始まりにすぎません。
データを解放してだれもが利用できるように変革を推し進めています。これは、世界で最も求められていることの 1 つです。
VizQL™
視覚化をより高速に実現
VizQL とは、ドラッグ & ドロップ操作をデータクエリに変換し、そのデータを視覚的に表現する、視覚的クエリ言語です。VizQL によりクエリと分析の複雑さがなくなり、人のデータを見て理解する能力が大幅に向上します。その結果、質問をすると同時にその答えを得られるような、直感的な操作が可能になります。Tableau は、VizQL が、データ分析と視覚化での根本的な進歩を表していると考えています。
この言葉をそのまま信じる必要はありません。チューリング賞を受賞し、データベースの分野では伝説的人物である Jim Gray 氏は、 注目の研究として、VizQL について「単純なスプレッドシートから役立つグラフを作ろうとして悩んだことのある人なら、大量の多次元データセットから、簡単かつインタラクティブな方法で見事なグラフを作り出せるシステムの価値を理解できるでしょう」と述べています。これは、コンピューターサイエンスの権威から受けた高い評価でした。
ライブクエリエンジン
データを思いのままに
Tableau のライブクエリエンジンは、プログラミングや高度な開発を必要とせずに、データベース、キューブ、ウェアハウス、クラウドソース、および Hadoop に対して、ユーザーがネイティブクエリを実行できるようにする、初めての技術です。誰でも使えるポイント & クリック方式のインターフェイスで、多様なデータソースに対してクエリを実行できます。
ユーザーは、あらゆるサイズのデータに、数回クリックするだけで接続できます。その場で追加のデータソースの層を重ねることができます。データへの接続もデータ結合も簡単なので、データベースの初心者でも安心です。
インメモリデータエンジン
高速処理を実現
データソースが遅い場合や目的の作業に適していない場合、Tableau のデータエンジンがその問題を解決します。これは、既存のデータベースの制限やデータサイロを克服するために開発された、画期的なインメモリ分析データベースです。通常のコンピューターで実行できるこのエンジンは、ディスクから L1 キャッシュまでの完全なメモリ階層を活用します。インメモリデータエンジンにより、ビッグデータと高速分析の関係が変化します。ビッグデータの分析が、誰でも扱えるようになります。
データの解放
データ分析で大切なことは、データに質問することであって、ソフトウェアの使い方ではありません。Tableau は、ユーザーがデータを使って成果を上げるのに役立つ、インスピレーションを与える使いやすい製品を提供しています。その目的は、データが可能性をフルに発揮し、世界にプラスの影響を与えることができるようにすることです。
データは解放されて、そのメッセージを求めるすべての人にストーリーを語りたがっています。こうしたストーリーは、本来簡単に発見し、共有できるはずです。しかし現実は違います。なぜでしょうか? データへのアクセスと理解を支援するソフトウェアのほとんどは、使いにくいものでした。あまりにも長い間、データは、スクリプトやウィザード、コードなどの中に閉じ込められてきました。
いま、そのすべてが変わります。別の道を選択することができます。閉じ込められたデータを、すべての人に解放する時が来たのです。
人に力を与える
会社からセルフサービス型の分析ツールを提供されると、従業員は、尊重されている、自分にはスキルがある、力がある、と感じます。そして、それまで予想できなかった方法で、会社を前へ推し進めるようになります。創意工夫と創造力を存分に発揮するのです。
残念ながら、ほとんどのビジネス分析ツールは、データを誰もが使えるようにするのではなく一元管理するように設計されています。その結果、ほとんどの企業の従業員は、基本的な質問に答える際も専門家に頼っています。柔軟性に欠けるビジネスシステムの中で、非常に複雑なスプレッドシートと格闘し、ユーザーを支援するより開発に長い時間を費やす全社規模のビジネスインテリジェンスプラットフォームに、業務を妨害されています。
このアプローチには力がありません。この力とは、考え、行動し、成果を上げる能力のことです。
ドラッグ & ドロップで直感的に操作できる Tableau Desktop では、使うデータや設定の変更がすぐにビジュアライゼーションに反映されます。 ビデオを見る。
人の視点に立った設計
Tableau では、ユーザーに焦点を当てて製品を開発しています。大企業の従業員、中小企業の従業員、公務員、NPO の設立者、ブロガー、学生など、あらゆる人を想定し、誰でも使える製品を作っています。
Tableau の製品は、開発当初から何よりもユーザーを最優先としています。Tableau は過去と決別し、分析に対して、既存の価値観を打ち砕く新しいアプローチを採用しています。製品の設計は Tableau の中核です。
その成果である「見ればわかる」設計は、あらゆる業界のユーザーから愛されています。
今までとは違う企業
一般的な企業と同じ文化を持っていては、世界を変えることはできません。Tableau の文化は違います。
ミッションを持つ
「データを見て理解できるように支援する」というのは、21 世紀において最も重要なミッションのひとつだと、Tableau では考えています。「データギーク」の呼び名は、私たちの誇りです。
自社製品を使う
自社製品を自ら使うことは、大切な企業価値のひとつです。ユーザーのニーズに外から耳を傾けるだけでなく、自らがユーザーとなります。私たちが、お客様の声に耳を傾けるのをやめることはありません。お客様の視点でものを見ることも決してやめません。
データに基づく意思決定
Tableau では、データを実際の行動に活かしています。Tableau の研究開発部門は、億単位の件数のログ記録を解析して、製品の改良を行っています。人事部門では、採用動向を分析して、会社の成長と快適な職場環境を実現するための設備の向上に努めています。サポート部門では、問題を初期段階で解決できるよう、各案件をトラッキングしています。
コンピューターグラフィックスとデータベースの融合
Tableau のコアテクノロジーである VizQL は、コンピューターグラフィックスとデータベースの画期的な統合を実現するだけではありません。人間の理解力を高めるベストプラクティスの活用方法を調査するケーススタディでもあります。ドラッグ & ドロップ操作はデータベースクエリになり、その結果は、美しいビジュアライゼーションとして自動的に表示されます。
このまったく新しいアーキテクチャでは、SQL がテキスト形式で行っていたデータ操作を、視覚的な形式で行います。VizQL のステートメントは、あらゆる種類の洗練された役立つビジュアライゼーションを実現します。1 つのユーザーインターフェイスで、限りない質問に対して答えを得ることができます。
VizQL についての論文をお読みください。「Polaris: マルチディメンショナルデータベースでのクエリ、分析、視覚化のためのシステム」
論文をダウンロード
視覚的な理解の原理
Tableau の製品設計は、知覚的要因と認知的要因によって推進されています。私たちは、ビジュアル分析のあらゆる面について、非常に慎重に検討しています。
色の選択を考慮するにあたり、世界トップクラスの色彩認識の専門家を迎え、Tableau のカラーパレットを設計してもらいました。図形を表現する方法をコード化するため、図形が重なった場合にどのように認識されるかを研究しました。独自に地図をデザインしました。一般的なオンライン地図は、データ分析ではなく、道案内を目的にしているためです。
なぜそこまで努力するのか。それは、データを適切に視覚化して表現することにより、優れたインサイトが得られるからです。ユーザーがビジュアルサマリーを次々とナビゲートすることにより、本質的な情報が明らかになります。ビジュアル分析により、一般的なユーザーがすばやく質問に答えるために必要な探索が可能になります。
Tableau 開発部門の Chris Stolte、Pat Hanrahan、Jock Mackinlay によるビジュアル分析についての論文をお読みください。「すべての人のためのビジュアル分析」
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ビジュアル分析のサイクル
Tableau は、ユーザーが質問を投げかけ、データを分析して答えを取得し、次の質問をする過程を研究しています。これは「ビジュアル分析のサイクル」と呼ばれるものです。質問し、データを探し、全体像を描き、新しい質問を見つけるという、反復的な非線形プロセスです。
このプロセスが連続して起こることはほとんどありません。データを特定の方向から見ると、多くの場合さらに質問が発生します。さらにデータが必要となる可能性もあります。得られたインサイトより、新しいタスクが必要になる可能性もあります。発見したことを伝えるために、新たなビジュアライゼーションが必要になることもあるでしょう。
Tableau は、ビジュアル分析のサイクルをサポートし、さらにそのサイクル内でユーザーを導くことができるように、製品を設計しています。特許を取得した Tableau の Show Me™ テクノロジー (表示形式) は、データを視覚化するための最善の方法を提案します。長年の研究で実証されたヒューリスティックなモデルを基盤とし、Tableau はデータ型と当面の問題に基づく適切なビジュアライゼーションの種類を定義します。
データを使って考えることは難しいことです。Tableau の目標は、ユーザーが質問を思いつくのと同時に、その答えが得られるようにすることです。
特許を取得している Tableau のテクノロジー「Show Me」 (表示形式) について書かれた Jock Mackinlay によるホワイトペーパーをお読みください。
ホワイトペーパーをダウンロード
答えを導き出す
データ分析のパワー
事実は結果につながり、人の進歩の礎となります。事実の積み重ねであるデータから Tableau で必要な答えを導き出し、ビジネスに生かしましょう。お客様の Tableau 活用事例をご覧ください。
従業員のチームワークと満足度の向上
より良い職場環境とは、従業員がクリエイティビティを最大限に発揮して表現できる環境です。
Tableau は、普段発揮する機会のないクリエイティビティや好奇心を自由に発揮できる環境を提供し、従業員の満足度向上に役立ちます。
データを使って世界を変える
データをうまく利用するだけで、人々の生活を改善できるチャンスが毎日何百万回も得られます。医学研究、教育パターン、産業効率の向上、患者ケア、効率的な財政支出など、そのチャンスは無限にあります。