データガイド
データガイドは、ダッシュボードとその背後にあるデータに関する有益な情報を提供する新しいペインです。データガイドを使用すると、自分が持っている疑問の回答をデータから得られるかどうかを把握できます。また、データの正確性について信頼を確立し、ビジュアライゼーションの理解に対する自信を深めることができます。この機能により、選択したビジュアライゼーション、ダッシュボード、マーク、データの外れ値やトレンドなどの重要な情報に関するデータをさらに簡単に見つけることができます。このペインは、Tableau Server、Tableau Cloud、Tableau Desktop で利用できます。
また、データガイドには、ダッシュボードのどの部分に注目すべきかを判断し、インサイトをさらにすばやく取得できるように、「Viz の説明」と「データ変化レーダー」の 2 つの新しいツールが導入されています。Viz の説明は、ダッシュボードをスキャンして、外れメジャーやその背後にある潜在的な主要要因を探ります。データ変化レーダー (Tableau Cloud のみ) は、ダッシュボードのメジャーバリューを経時的に追跡し、データが更新されるたびに、通常のビジネスパターンから外れる予期しない値があった場合に自動的にフラグを立てます。
表拡張機能
表拡張機能は、Tableau の核としてコードや API による詳細な分析とデータ形成を実現し、データの表示と理解に新たな深みを加えます。Python、R、Einstein Discovery などの分析ツールから Tableau のデータモデルにデータ表全体を動的に取り込みます。Tableau のデータモデルを使ってデータ表にライブクエリを行い、分析、再形成、強化のために分析拡張機能に渡し、他のデータソースと同じように結果の表を Tableau に返します。表拡張機能を使用すると、さまざまな詳細レベルで高度な分析と予測を行えます。また、ビジネス上の意思決定をより適切に行うためにさらに多くのデータを取り入れることができ、値が動的に再計算されることからリアルタイムの結果が得られるようになります。
動的ゾーン表示
動的ゾーン表示を使用すると、エンドユーザーのエクスペリエンスをカスタマイズして、そのユーザーに関連するダッシュボード要素だけを表示できます。ダッシュボード要素が動的に表示される、高度でインタラクティブなダッシュボードを作成できます。レイアウトペインで、パラメーターやフィールドの値に基づいて、ダッシュボード要素の表示/非表示を設定します。
Tableau 2022.3 の機能の概要
2022 年の Tableau Visionary である Anya Prosvetova さんによる最新機能の概要の紹介動画をご覧ください。今回のリリースに含まれる新機能をご説明しています。
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データガイド
データガイドは、ダッシュボードとその背後にあるデータに関する有益な情報を提供する新しいペインです。データガイドを使用すると、自分が持っている疑問の回答をデータから得られるかどうかを把握できます。また、データの正確性について信頼を確立し、ビジュアライゼーションの理解に対する自信を深めることができます。この機能により、選択したビジュアライゼーション、ダッシュボード、マーク、データの外れ値やトレンドなどの重要な情報に関するデータをさらに簡単に見つけることができます。このペインは、Tableau Server、Tableau Cloud、Tableau Desktop で利用できます。 詳細はこちらをご覧ください。
また、データガイドには、ダッシュボードのどの部分に注目すべきかを判断し、インサイトをさらにすばやく取得できるように、「Viz の説明」と「データ変化レーダー」の 2 つの新しいツールが導入されています。Viz の説明は、ダッシュボードをスキャンして、外れメジャーやその背後にある潜在的な主要要因を探ります。詳細はこちらをご覧ください。データ変化レーダー (Tableau Cloud のみ) は、ダッシュボードのメジャーバリューを経時的に追跡し、データが更新されるたびに、通常のビジネスパターンから外れる予期しない値があった場合に自動的にフラグを立てます。 詳細はこちらをご覧ください。
表拡張機能
表拡張機能は、Tableau の核としてコードや API による詳細な分析とデータ形成を実現し、データの表示と理解に新たな深みを加えます。Python、R、Einstein Discovery などの分析ツールから Tableau のデータモデルにデータ表全体を動的に取り込みます。Tableau のデータモデルを使ってデータ表にライブクエリを行い、分析、再形成、強化のために分析拡張機能に渡し、他のデータソースと同じように結果の表を Tableau に返します。表拡張機能を使用すると、さまざまな詳細レベルで高度な分析と予測を行えます。また、ビジネス上の意思決定をより適切に行うためにさらに多くのデータを取り入れることができ、値が動的に再計算されることからリアルタイムの結果が得られるようになります。
Dynamic zone visibility
動的ゾーン表示を使用すると、エンドユーザーのエクスペリエンスをカスタマイズして、そのユーザーに関連するダッシュボード要素だけを表示できます。ダッシュボード要素が動的に表示される、高度でインタラクティブなダッシュボードを作成できます。レイアウトペインで、パラメーターやフィールドの値に基づいて、ダッシュボード要素の表示/非表示を設定します。詳細はこちらをご覧ください。
コンテナー内での動的なスケーリング
Tableau Server 用の Advanced Management をご利用の場合、設定したスケジュールに基づき、Kubernetes を使用して Docker コンテナーでバックグラウンダーとそれを支えるプロセスを拡張できるようになりました。Tableau Server 管理者はこれまで、負荷のピーク時のために費用をかけて環境の規模を拡大するか、費用を節約する代わりにバックグラウンダープロセスの完了までに長い遅延が生じることを許容するかという難しい選択を迫られていました。現在は、必要に応じてバックグラウンダーリソースを追加し、ピーク時を過ぎたら停止することで、コストとパフォーマンスのトレードオフをコントロールできるようになっています。
Tableau Server のアクティビティログ
アクティビティログでは、既存のイベントデータに加えて、Tableau 導入環境内のさらに多くのイベントが表示されるようになります。これらのイベントは構造化され、文書化されます。Tableau Server 用の Advanced Management をご利用の場合、Tableau Server のログフォルダーにある新しいログファイルでこれが実現されます。アクティビティログは、Tableau 導入環境で堅牢な制御管理を行ううえで不可欠である、パーミッションの監査を可能にします。
「データに聞く」フレーズ推奨機能
「データに聞く」フレーズ推奨機能を使用すると、ビジネスユーザーはさらに簡単に自然言語でデータの質問を行うことができます。機械学習モデルを採用した「データに聞く」機能は、質問に追加する新しいメジャーや、グループ化またはフィルタリングに用いるディメンションを提案することで、データからインサイトを得るために推奨される次のステップをインテリジェントに示します。選択した推奨事項によって、「データに聞く」に送られるクエリと、返されるビジュアル化された回答が自動的に更新されます。詳細はこちらをご覧ください。
最新の共有エクスペリエンス
組織内のメンバーが関連コンテンツをよりすばやく認識してアクセスできるようになります。コンテンツを共有した相手に適切な表示権限があるかどうかの確認が行われ、アクセス権のない相手と共有した場合は、共有後すぐにパーミッションの管理とアクセス権の付与が求められるようになりました。詳細はこちらをご覧ください。
コレクションのサイト設定
コレクションを使用すると、組織全体のメンバーが Tableau Cloud や Tableau Server 上のサイト全体からコンテンツを収集して整理することができます。管理者は、ワンクリックでサイト全体のコレクションの有効化と無効化を切り替えられるようになりました。コレクションを再度有効にすると、既存のコレクションが復元されます。詳細はこちらをご覧ください。
ディメンションをメジャーとしてコピー
同じワークシートまたは別のワークシートでディメンションをメジャーとして使用する際の操作がより簡単になり、柔軟性が向上しました。修飾キー (Windows: Ctrl キー、OSX: Cmd キー) を押しながら、ディメンションとメジャーの区切り線上にディメンションをドラッグするだけで、そのディメンションがメジャーとしてコピーされます。
データペインの自動スクロール
データを階層やフォルダーに整理する際の操作性が向上しました。階層やフォルダーを作成すると、新しく作成された階層やフォルダーの位置までデータペインが自動的にスクロールし、階層やフォルダーが選択された状態になります。そのため、作業を中断することなく操作を続けることができます。
データ型を変更
Web での作成作業中に、データペインからフィールドのデータ型を変更できるようになりました。これにより、データが正しく分析されるようになります。操作方法は Tableau Desktop の場合と同じです。フィールド名の左にあるアイコンをクリックし、ドロップダウンリストから新しいデータ型を選択します。詳細はこちらをご覧ください。
書式設定の強化
Web 作成者は、表内の合計セルや小計セルの枠線と境界線の書式を設定して、好みのスタイルを選べるようになりました。ユーザーエクスペリエンスの向上のため、作業中のビジュアライゼーションタイプと選択したセルにのみ適用される書式設定がまとめて動的に表示されるようになりました。変更できる書式オプションが明確に示されます。
データストーリーがすべてのデータソースで利用可能に
あらゆるデータソースでデータストーリーを使用し、わかりやすい表現による要約をダッシュボードに自動的に追加できるようになりました。データストーリーを設定すると、クラウドでホスティングされているサービスへのデータ送信について通知を受け取ることができます。データストーリーの使用を制限したい場合、管理者はサイト設定からすべてのユーザーに対してこの機能を無効にすることができます。詳細はこちらをご覧ください。
「データの説明を見る」のメールと Slack での通知機能
「データの説明を見る」で得たインサイトを、Slack とメールですばやく共有できるようになりました。受信者には Slack 上で説明の画像と詳細が通知され、リンクをクリックすると Tableau で説明を開くことができます。
埋め込み API v3.3
埋め込み API v3.3 では、カスタムビューや Viz のサイズ変更、ストーリーポイントなどのサポートを利用して、埋め込み分析をフル活用することが可能です。機能の一覧のリストについては、Developer Preview をご確認ください。
パーソナライズされた検索結果
Tableau の検索エクスペリエンスは、常に改善が行われています。コンテンツの好みや個人の閲覧習慣に関するシグナルが検索に組み込まれるようになりました。これらのシグナルには、過去に閲覧したコンテンツ*、お気に入りに追加したコンテンツ、推奨されたビューが含まれています。このまったく新しい検索はパーソナライズに対応しており、検索結果の上位に自分にとって関連性の高いコンテンツが表示されるようになっています。
*2022.3 では、この機能はビュー、ワークブック、メトリクス、フローでのみサポートされます
Resource Monitoring Tool の SMTP TLS の強化
暗号化の無効化、準備、要求をより柔軟に行えるようになったため、Resource Monitoring Tool (RMT) との SMTP サーバー接続の構成がさらに容易になりました。これらのオプションは Tableau Server のオプションとより密接に連携するようになっており、わかりやすく、さまざまな SMTP 構成をサポートしています。詳細はこちらをご覧ください。
Resource Monitoring Tool での外部サービスのサポート
Tableau Server 用の Advanced Management をご利用で、Resource Monitoring Tool を活用されている場合に、PostgreSQL サービスと RabbitMQ サービスを実行するオプションを使用できるようになりました。これらのサービスは、AWS RDS を介した PostgreSQL と AWS AMQ を介した RabbitMQ を活用することで、AWS での Resource Monitoring Tool Server の外部使用をサポートしています。これらの 2 つのサービスを外部構成で実行することで、データ処理に必要なローカルのリソースを解放し、Resource Monitoring Tool の能力を高めて、ご利用の環境に合わせて規模を拡張することができます。詳細はこちらをご覧ください。
Tableau Prep Conductor のエラーメッセージの改善
Tableau Prep Conductor でフロー実行時のエラーのトラブルシューティングを行えるようにするため、400 以上のエラーコードを追加し、エラーメッセージを改善して、根本的な原因とトラブルシューティングステップを明確に把握できるようにしました。
Tableau Prep を使った CRM Analytics への書き出し
Tableau Prep を使ってデータのクリーニング、形式変換、組み合わせを行った後に、フロー出力を CRM Analytics に書き出せるようになりました。この新機能は Tableau Prep Builder と Web 上で使用できる Tableau Prep の両方で利用することができ、Tableau Prep での容易なデータのクリーニングと形式変換を CRM Analytics と組み合わせて、Salesforce CRM ユーザーがワークフローで実用的なインサイトと AI ドリブンな分析を取得できるようにすることが可能です。詳細はこちらをご覧ください。
列レベルのデータ品質に関する警告
データ品質に関する警告を列レベルで適用できるようになりました。データ品質に関する警告では、廃止済みの列や古い列のほか、間違った値を表示している可能性のある列をマークすることができます。データ品質に関する警告を設定すると、ダウンストリームアセット全体に可視性の高い警告を表示して、参照元データに関する潜在的な問題についてユーザーに知らせることができます。詳細はこちらをご覧ください。
外部アセットのパーミッションの改善
外部アセットをプロジェクトに移行できるようになりました。この変更によって、誰でも既存のプロジェクトのパーミッションを活用してメタデータを整備できるようになり、さらに多くのユーザーが説明とデータ品質に関する警告を管理できるようになります。これにより、潜在的なボトルネックであるサイト管理者を介さずに、データを熟知したユーザーがメタデータを管理できるようになります。また、これによってコンテンツ作成者が外部アセットをさらに見つけやすくなります。詳細はこちらをご覧ください。
Down-stream feature compatibility
Users can now configure subscriptions, alerts, metrics, and thumbnail generation for assets that leverage data sources created from Virtual Connections.
Extract encryption
Tableau Server customers can choose to force extract encryption at the site or server level, similar to extracts not contained within a Virtual Connection.
仮想接続向けのクラウドベースのファイルコネクタ
仮想接続で Box、Dropbox、Google Drive、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen 2 に保存されているファイルに接続できるようになりました。
Tableau Exchange の新しいアクセラレーター
Tableau、Salesforce とパートナーによって作成された多数の新しいアクセラレーターをリリースしました。注目すべきアクセラレーターを一部ご紹介します。
新しいアクセラレーター:
主なアップグレード:
Tableau Mobile での共有を強化
Tableau Mobile で他の Tableau ユーザーとコンテンツを共有することで、確実に同じ情報をもとに作業が行えるようになりました。受信者が通知を受け取ると、共有されたコンテンツがホーム画面の [自分と共有] チャネルに表示されます。詳細はこちらをご覧ください。
Web データコネクタ 3.0
API を使用して Web アプリケーションデータへのコネクタを作成するための新しい開発環境が利用できるようになりました。Web データコネクタ 3.0 には、コネクタの開発に必要なすべてを 1 つのパッケージにまとめたツールキットが用意されています。さらに、Web データコネクタのファイル形式が .taco になったため、Web ホスティングが不要になり、Tableau プラットフォーム全体に簡単に統合できるようになりました。
SharePoint リストコネクタ
Tableau Cloud の Sharepoint リストと Tableau Exchange 向けの新しいコネクタを使用することで、Tableau から SharePoint リスト内のデータに直接アクセスできるようになりました。このコネクタは Azure AD 認証にも対応しています。
Tableau Cloud の新しい Google BigQuery コネクタ
Tableau Cloud の新しい Google BigQuery コネクタは、企業でのユースケースに使用できます。この新しいコネクタは、Storage Read API を活用してより迅速に抽出を作成できるようになっており、初期 SQL やクロスプロジェクト結合などの接続オプションでより詳細なカスタマイズが可能になっています。
「データに聞く」機能の強化
「データに聞く」機能が、さらに多くの場面で利用できるようになりました。ダッシュボードで「データに聞く」機能が一層スムーズに追加できるようになり、Tableau Desktop でエンドツーエンドにサポートされます。また、ダッシュボード内で「データに聞く」機能をより柔軟に管理できます。アナリストが「データに聞く」機能の設定ツールバーを表示するかどうかを決められるため、ビジネスユーザーはビジュアライゼーションのピン留め、ワークブック形式でのパブリッシュ、他のユーザーとの共有が簡単に行えるようになります。
過去に Tableau 2022.2 の他の Tableau 製品でリリースされたこの機能が、Tableau Server 2022.3 で利用できるようになりました。
メトリクスの機能強化
メトリクスを作成して、ダッシュボードを開かずに重要なデータポイントを追跡できるほか、メトリクスにはいつでも変更を加えられます。既存のメトリクスに戻って編集し、経時的な比較の期間、メトリクスが使用する日付範囲、ステータスインジケーターを変更できるようになりました。また、設定を変更せずに、メトリクスを分析しながら別の日付範囲を動的に調べることもできます。
過去に Tableau 2022.2 の他の Tableau 製品でリリースされたこの機能が、Tableau Server 2022.3 で利用できるようになりました。
新しい言語への対応: フランス語 (カナダ)
お使いの言語でデータを見て理解しましょう。Tableau がフランス語 (カナダ) に対応し、フランス語 (カナダ) 圏のユーザーにもより身近になりました。
過去に Tableau 2022.2 の他の Tableau 製品でリリースされたこの機能が、Tableau Server 2022.3 で利用できるようになりました。
ビューアクセラレーションの強化
不要なリソースを消費しているビューのアクセラレーションを自動的に一時停止できるようになりました。アクセラレーションを自動的に一時停止するまでにアクセラレーションタスクで許容される失敗の回数のしきい値を、日次、週次、月次で設定することができます。
過去に Tableau 2022.2 の他の Tableau 製品でリリースされたこの機能が、Tableau Server 2022.3 で利用できるようになりました。
クイックサーチの強化
関連性の高いコンテンツが Tableau でより迅速かつインテリジェントに表示されます。クイックサーチが、新しいコンテンツ推奨アルゴリズムと効率的なデザインで一新されました。過去の検索結果もワンクリックで表示できるため、時間が節約され、インサイトを一層迅速に獲得することができます。
過去に Tableau 2022.2 の他の Tableau 製品でリリースされたこの機能が、Tableau Server 2022.3 で利用できるようになりました。
Prep の列並べ替え機能の強化
Tableau Prep で非常に大きな表を扱っている場合、プロファイルペインで各列を手作業でドラッグ & ドロップする代わりに、フィールドのリストビューでデータ列をドラッグ & ドロップして並べ替えられるようになりました。変更された列の順序は、フロー全体でもフロー実行後の最終的な出力でも維持されます。
過去に Tableau 2022.2 の他の Tableau 製品でリリースされたこの機能が、Tableau Server 2022.3 で利用できるようになりました。
Tableau Exchange に新しいコネクタが登場
Tableau Exchange で以下のコネクタが利用可能になりました。
Tableau のリリースについて