
データストーリー
ユーザーが自信を持ってデータの利用や理解、データを使った意思疎通を行えるように支援しましょう。データストーリーは、分析や作成、インサイトの伝達を自動化し、読みやすく理解しやすい、明確な言葉で説明を加えます。また、隅々までカスタマイズが可能なため、ユーザーに合わせたストーリーにすることができます。ストーリーに含める分析を決められるほか、信頼区間の変更、フィールド名の変更、プラスやマイナスの変化を色で示すことなどが可能です。

ブラウザでの自動保存
作業内容が失われることはありません。自動保存を利用すれば、分析フローから外れることなく、いつでも前回中断したところから作業を再開できます。編集するたびに、作業内容が非公開のドラフトとしてサーバーに自動的に保存されます。作業の完了後にドラフトを公開して変更を確定できるため、変更が破棄されたり、未完成のまま他のワークブックユーザーに共有されたりすることはありません。

Tableau Desktop 内の Exchange
Tableau Exchange の信頼できるプロダクトを、Tableau からより簡単に直接利用できるようになりました。Tableau Exchange にあるダッシュボードの拡張機能や Tableau アクセラレーターは、核となる作成環境に組み込まれて Tableau Desktop から直接アクセスすることができます。エキスパートが構築した強力な機能を活用し、分析をすぐに開始しましょう。

Tableau Cloud 用の Advanced Management
Tableau Cloud 用の Advanced Management を使用すると、ミッションクリティカルな Tableau Cloud 導入環境を簡単に管理、保護、拡張できるようになります。Tableau は、エンドユーザーが関連性の高いデータにアクセスして、データに基づいた意思決定ができるようにするとともに、管理機能を強化しています。Tableau Cloud 用の Advanced Management によって、新しい運用インサイト機能、エンタープライズ暗号化機能、追加のサイトキャパシティ、Tableau Content Migration Tool が提供されます。
Tableau 2022.2 の機能の概要
2022 年の Tableau Visionary である Anya Prosvetova 氏による最新機能の概要をご覧ください。今回のリリースに含まれる新機能をご紹介します。
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「フィルターの追加」ダッシュボードオブジェクト
新しいダッシュボード拡張機能の「フィルターの追加」を使うと、ダッシュボードのユーザーは個々のニーズに合わせてフィルターを追加し、ダッシュボードをカスタマイズできるようになります。必要なフィルターをダッシュボードに追加するよう元の作成者に依頼する必要はなくなり、データ探索をスピードアップできるほか、重要ではないフィルターでダッシュボードが雑然となるのを防げます。作成者がダッシュボードに「フィルターの追加」ダッシュボードオブジェクトを追加すると、ユーザーはこの新機能を使えるようになります。
「フィルターの追加」は、Tableau Exchange で拡張機能としてリリースされる予定です。
分析のための各種ライン
Web 作成環境では、リファレンスラインや傾向線の書式設定機能が強化され続けています。今回は、リファレンスバンドの色と不透明度が設定できるようになりました。また、リファレンスラインのラベルが数値と日付のカスタム書式に対応したほか、ラベルの色や網掛けもカスタマイズできます。
枠線と境界線
Web 作成環境で、ヘッダー、ペイン、セルの表の枠線に対して、希望するスタイルや幅、色を設定できます。さらに、境界線のスタイルや幅、色の変更も、適切な境界線レベルの選択も可能です。
ストーリーで簡単に利用できる設定が拡充
Web 作成環境で、キャプションボックスのコンテキストメニューからボックスの高さを設定できるようになりました。
「データに聞く」レンズの API
全サイトのレンズ管理が簡単になりました。整備されたテスト済みのレンズをサイトからエクスポートし、別のサイトにインポートすることができます。1 つのサイトにも大規模に数百のサイトにもインポートできるほか、異なるサーバーにも可能です。またインポート時は、名前や接続されているデータソースなどの細部を変更できます。詳しくは REST API ヘルプをご覧ください。

Content Migration Tool
Tableau Cloud の高度な管理には、コンテンツ移行ツールが含まれています。コンテンツ移行ツールは、コンテンツの昇格やアーカイブなどのタスクを自動化するとともに、従来のワークフローとモダンワークフローの両方、あるいはその中間の場所でサポートします。スムーズで、効率的で再現可能な移行計画を使用することで、Tableau Cloud上のプロジェクト間でコンテンツをコピーまたは移行できます。Content Migration Tool のユーザーインターフェイスは、1 度限り使用、または複数の移行に使用するためのテンプレートとして使用できる「移行プラン」を作成するのに必要なステップを説明します。

お客様が管理する暗号化キー
Tableau Cloud のアドバンストマネジメントでは、独自の暗号化キーを管理できるようになりました。これにより、サイト上のすべてのデータ抽出が暗号化されます。お客様が管理する暗号化キー (CMEK) では、Salesforce シールドキーブローカーを活用して、お客様が Tableau クラウド UI からキーを作成、回転、監査、削除できるようにします。マスター暗号化キーは、Salesforce の KMS サービスに保存されており、そのキーはお客様のサイト固有のものです。暗号化ストレージの組み込みの上で CMEK を活用することで、データを保護し、厳しいコンプライアンス基準に対応するための防御詳細な戦略が提供されます。
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