ワークブックオプティマイザー
ワークブックのパフォーマンスを最適化し、強力なインサイトを損なうことなく、どのようなトレードオフを行うかを理解できます。ワークブックオプティマイザーは、機能的な変更を行わずに実行できるクイックアクション、機能とパフォーマンスのトレードオフが必要なアクション、ワークブックに正しく実装されているベストプラクティスに焦点を当てます。ベストプラクティスの実装に関する具体的なガイダンスにより、使用体験を最適化し、Tableau Online、Tableau Server、Tableau Desktop、Tableau Public でスムーズに動作するダッシュボードを作成することができます。
新しい検索エクスペリエンス
重要なコンテンツをより迅速に発見できます。Tableau の検索機能を基礎から再構築し、Tableau での検索時に、特に役立つコンテンツが最上部に表示されるようになりました。検索結果はテキストの関連性、利用頻度、最新性などのシグナルに基づいてランク付けされるため、組織の誰もが必要なデータを見つけて、より迅速かつ適切にデータドリブンな意思決定を行うのに役立ちます。
「データに聞く」フレーズビルダー
「データに聞く」機能で質問を入力するときに、真っ白なページを前に呆然とするような気分になったことはありませんか? 何を質問すればいいのかわからない場合や、データについてもう少し詳しく知りたいと思う場合もあるかもしれません。Tableau はそうしたご要望にもお応えします。「データに聞く」の新しい [フィールドの追加] ボタンと [フィルターの追加] ボタンを使えば、クリックで進める直感的なワークフローに従って必要な答えを得ることができます。このガイド付きワークフローは、知りたいことに関連するフィールドとフィルターでクエリをフレーズとして構築するためのビジュアルプロンプトとアクションの提案を提供します。質問やフレーズの結果は、データから必要なインサイトを引き出すことができるリッチなデータビジュアライゼーションとして提供されます。Tableau Server および Tableau Online で「データに聞く」フレーズビルダーをお試しください。
Tableau 2022.1 の機能の概要
2021 年の Tableau Visionary である Pahola Daniela Diaz 氏による最新機能の概要をご覧ください。今回のリリースに含まれる新機能をご紹介します。
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ワークブックオプティマイザー
ワークブックのパフォーマンスを最適化し、強力なインサイトを損なうことなく、どのようなトレードオフを行うかを理解できます。ワークブックオプティマイザーは、機能的な変更を行わずに実行できるクイックアクション、機能とパフォーマンスのトレードオフが必要なアクション、ワークブックに正しく実装されているベストプラクティスに焦点を当てます。ベストプラクティスの実装に関する具体的なガイダンスにより、使用体験を最適化し、Tableau Online、Tableau Server、Tableau Desktop でスムーズに動作するダッシュボードを作成することができます。
新しい検索エクスペリエンス
重要なコンテンツをより迅速に発見できます。Tableau の検索機能を基礎から再構築し、Tableau での検索時に、特に役立つコンテンツが最上部に表示されるようになりました。検索結果はテキストの関連性、利用頻度、最新性などのシグナルに基づいてランク付けされるため、組織の誰もが必要なデータを見つけて、より迅速かつ適切にデータドリブンな意思決定を行うのに役立ちます。
「データに聞く」フレーズビルダー
「データに聞く」機能で質問を入力するときに、真っ白なページを前に呆然とするような気分になったことはありませんか? 何を質問すればいいのかわからない場合や、データについてもう少し詳しく知りたいと思う場合もあるかもしれません。Tableau はそうしたご要望にもお応えします。「データに聞く」の新しい [フィールドの追加] ボタンと [フィルターの追加] ボタンを使えば、クリックで進める直感的なワークフローに従って必要な答えを得ることができます。このガイド付きワークフローは、知りたいことに関連するフィールドとフィルターでクエリをフレーズとして構築するためのビジュアルプロンプトとアクションの提案を提供します。質問やフレーズの結果は、データから必要なインサイトを引き出すことができるリッチなデータビジュアライゼーションとして提供されます。Tableau Server および Tableau Online で「データに聞く」フレーズビルダーをお試しください。
企業環境への導入ガイドライン
Tableau Server は、エンタープライズデータセンターのベストプラクティスに従って、web、データ、アプリケーション層の最適な可用性、スケーラビリティ、セキュリティ、パフォーマンスを使用して、リファレンスアーキテクチャを使用して導入することができます。このアーキテクチャはテクノロジーにとらわれず、ベアメタル、VM またはコンテナー展開、プラットフォームに依存しない、サポートオンプレミスまたはクラウドをサポートします。
バックグラウンダーリソースの制限
Advanced Management for Tableau Server を使用すると、環境内のいずれかのサイトがリソースを独占することで環境内の残りのサイトのパフォーマンスに悪影響が及ぶことがないよう保証できます。バックグラウンダーリソースを管理し、サイトで同時に実行されるバックグラウンドジョブ数に制限を設定することによってそれらの使用方法を制御します。さらに、サイトがジョブを実行するために 1 日あたりに使用できるバックグラウンダーの時間数を指定します。
データの表示のカスタマイズ
[データの表示] のインターフェイス内で、ビジュアライゼーションの背後にある表形式のデータを表示する方法を正確にデザインできます。デフォルトのビューから列の削除、順序変更、並べ替え、追加などの操作を行い、より詳細なコンテキストを提供できます。さらに、すべてのデザイン変更が適用された参照元データを CSV ファイルとしてダウンロードし、チームと共有することもできます。データの表示のカスタマイズは、Tableau Online、Tableau Server、Tableau Desktop で利用できます。
データの新しさ: Parquet ファイルのサポート
各種のデータソースに接続し、データを最新に保つさまざまなテクノロジーを使って、従来よりはるかに容易かつ効率的に Tableau を接続するソリューションを作成できます。運用モニタリングや分析のシナリオで Tableau を活用しましょう。REST API を使って Parquet から Tableau Online および Tableau Server にデータを取り込む際に、トランスコードを行う必要がなくなりました。
Tableau Exchange の新しいアクセラレーター
Tableau Exchange で以下のアクセラレーターが利用可能になりました。
Tableau Exchange に新しいコネクタ
Tableau Exchange で以下のコネクタが利用可能になりました。
Tableau Server の独立ゲートウェイ
Tableau Server の外側にゲートウェイプロセスをインストールします。完全にサポートされた Tableau Server 対応のリバースプロキシサーバーとロードバランサを環境内で構成し、Tableau サービスマネージャーで管理することで、セキュリティ、スケーラビリティ、パフォーマンスの向上を実現します。Advanced Management for Tableau Server を使用して、これを DMZ (境界ネットワーク) に展開できます。
Hyper によるスプーリングの監視
Advanced Management for Tableau Server で Hyper がディスクに書き込むタイミングを把握します。Resource Monitoring Tool で Hyper によるスプーリングも監視できるようになりました。Hyper によるスプーリングのインシデントを構成することで、利用可能なメモリが不足して Tableau Server データエンジンのプロセスがスプーリングに移行し、パフォーマンスに影響が生じる場合に通知を受け取ることができます。
監視のための Slack の統合
Advanced Management for Tableau Server の機能として、Tableau Server の健全性に関する通知を Slack に投稿します。管理者ワークフローと統合するために、希望する Slack チャンネルに通知を送信するように Resource Monitoring Tool を構成します。
ルートテーブルとの入れ替え
Tableau Server、Tableau Online、Tableau Desktop で、データモデル内の複数のテーブルの管理がより簡単かつ柔軟に行えるようになりました。データモデル内の任意のテーブルを、ワンクリックでルートテーブルと簡単に入れ替えることができます。この機能により、テーブルのレイアウトをすばやく変更し、異なるルートテーブルでデータモデルを利用し、特定のテーブルをその子テーブルを削除せずに削除することができます。
TabPy モデルの評価関数
Tableau に、特に TabPy などの分析拡張機能から展開されたモデルを呼び出すための MODEL_EXTENSION_X という新しい計算タイプが追加されました。管理者は新しい構成オプションにより、任意の Python コードの実行を無効にすることで TabPy の展開を制御できます。管理者の場合は、中央のバージョン管理を活用することで、分析拡張機能サーバーで信頼できる単一の情報源を維持できるようになります。エンドユーザーの場合は、Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Online にモデルを追加する前に、TabPy サーバーに展開された関数に簡単にアクセスし、モデルの要件を理解できることで、使いやすさが向上しています。
フィルターパフォーマンスの最適化
Tableau 2022.1 では、大規模なフィルターパフォーマンスが導入されています。ダッシュボードにいくつのビジュアライゼーションがあっても、あるいは複数のコントロールがあっても、応答性と一貫性に優れたエクスペリエンスを実現します。フィルターパフォーマンスの向上により、フィルターの表示、セッションの複製、フィルター項目の選択、マークの選択、タブの切り替え、表示形式、画面サイズの変更、メニューへのアクセスなどがより迅速に行えるようになりました。Tableau Online および Tableau Server で使用できます。
Esri Web データコネクタの改善
Tableau を認証済みの ArcGIS サーバーに接続することで、REST API を介して Esri から位置情報を抽出できます。世界トップクラスの地理空間情報システム (GIS) を組織内で活用し、パブリックサーバーや認証済みサーバーから、数回のクリックで ArcGIS から Tableau に簡単に作業を取り込むことができます。この改善は、Tableau Desktop、Tableau Server、Tableau Online、Tableau Prep Builder で実施されています。
新しい Viz ツールバー
Tableau に多くの革新的な機能が装備される中、新しい Viz ツールバーが導入されました。これにより、役に立つツールヒントと論理的なグループ化によって、すぐに利用できる機能をすべて見つけることができます。Tableau Online と Tableau Server でのダッシュボードのナビゲーションが強化され、直感的かつ見た目も優れたエクスペリエンスを提供します。また、新しいツールバーは外部アプリケーション用の埋め込みもサポートしています。ツールバー内で利用可能な機能は、ユーザーのアクセスレベルに応じて変わります。
Web 作成機能の向上
必要な場所でアクションを利用
リファレンスライン、傾向線、ハイライターカード、クイックフィルター、タイトルを右クリックすると、編集、書式設定、削除などのアクションを利用できます。Tableau 2022.1 では、Tableau Server や Tableau Online での作成機能の利用時に、必要な場所により関連性の高いメニュー項目が表示されます。
分析線の書式設定
Web 作成機能の利用時に、傾向線やリファレンスラインの書式設定ができるようになりました。線のスタイル、サイズ、色の変更や、ラベルのフォント、サイズ、色の変更が簡単にできます。これらの書式設定オプションは、線のツールヒントや右クリックメニューからアクセスするか、あるいは書式設定ペインを開いた状態でリファレンスラインまたは傾向線を左クリックすることで利用できます。
ビューアクセラレーション
ボタンを押すとワークブックの速度が 100 倍向上します。ワークブック所有者は、[ビューアクセラレーション] ボタンを使用することで、Tableau Online および Tableau Server で高速化が望ましい特に重要なビューの速度を上げることができます。
ID 移行の自動化
Tableau は、現在のシステムユーザーを新しい ID サービステーブルに移行する「サイレント」ID 移行ジョブをリリースしました。このジョブによって Tableau の使用が中断されたり妨げられたりすることはなく、まったく新規にインストールした場合は、既定で新しい ID サービスで動作するようになります。最新の ID データ構造へシームレスに移行することで、Tableau Server リポジトリ内のユーザーデータが、ユーザーアイデンティティに関するより多くの情報で強化されます。
管理者インサイトのための使用状況に基づくパブリッシュ頻度
管理者インサイトでの使用状況に基づくパブリッシュ頻度では、利用されているコンテンツのデータが優先的に更新されるため、利用されているサイトではデータの更新がより迅速に行われます。コンテンツの利用が少ないサイトでは、管理者インサイトのコンテンツを毎日または毎週パブリッシュするかどうかを、管理者が柔軟に選択することができます。
Tableau Prep Conductor のリンクされたタスク
複数のフロージョブのオーケストレーションを簡単に自動化し、各タスクが正常に完了した後に連続して実行することができます。Tableau Prep 2021.3 で導入されたリンクされたタスク機能をベースに、すでにスケジュールされているフローにタスクをリンクして実行したり、実行が失敗した場合に実行するバックアップフローを設定したりできるようになりました。
管理者インサイトのための Viz 読み込み時間データソース
Tableau Online の一部として提供される管理者インサイトのための新しい Viz 読み込み時間データソースと更新されたスターターワークブックを使用して、コンテンツパフォーマンスの把握、改善が必要なダッシュボードの優先順位付け、サイトにおけるビジュアライゼーションの読み込み時間の可視化を行うことができます。
Tableau Prep のパラメーターの強化
Tableau Prep のバージョン 2022.1 では、ユーザーの機能強化に加えて、フロー内でパラメーターを使用できる場所がさらに増えています。可能になったことは次の通りです。
- 最初にパラメーターを手動で見つけてフローから削除するのではなく、ワンクリックでパラメーターを削除することができます。
- フロー出力をデータベースに書き込む前後に実行する SQL スクリプトにパラメーターを含めることができます。フロー出力を Microsoft Excel に書き出す際に、ワークシート名にパラメーターを含めることができます。
- REST API を使用してフローを実行する際に、パラメーターのオーバーライド値を含めることができます。
Tableau Online の顧客データプラットフォームアクセラレーター
メール、モバイルアプリ、通知など、顧客エンゲージメント活動を包括的に把握するこのビューで、データインサイトが得られるまでの時間を短縮しましょう。
Prep フローの Slack による通知
Slack で作業フローを効率化しましょう。Tableau Prep で、スケジュールされた Prep フローが中断されたり、何らかの理由で失敗したりした場合に、Slack を通じて通知をプッシュできるようになりました。通知によって、フローのジョブを修正するためのアクションを迅速に起こし、データを最新の状態に保つことができます。
仮想接続が Salesforce データに対応
Salesforce との接続が強化されたことで、ビジネスへの影響が大きい指標を簡単に可視化できます。仮想接続を使用すると、Tableau コンテンツ (データソース、ワークブック、フロー) ごとに 1 つの接続を作成し、各接続でそれぞれ抽出とセキュリティ管理を行うのではなく、同じ Salesforce データベースの複数のテーブルにアクセスできる共通の管理接続を作成することができます。データの抽出とセキュリティは、接続レベルで一元管理することができます。
OAuth ログインプロセスの改善
認証トークンが拒否されるか期限切れになると、自動的にログインプロセスが開始されるため、ユーザーからの再認証が必要な場合と、別のエラーが発生している場合を区別することができます。
仮想接続と Tableau Catalog の統合
2021.4 で導入された新しいコンテンツタイプである仮想接続が、Tableau Catalog に統合されることになりました。これにより系列機能が強化され、誰が、あるいはどの要素が特定の仮想接続を使っているのかが明らかになり、コラボレーションの速度の向上や変更発生時の中断の軽減を実現できます。
埋め込み API v3.1
Tableau の埋め込み API v3.1 を使用すると、独自のアプリケーションに分析を埋め込むための最新のエクスペリエンスを活用できます。この新しいバージョンでは、より高度なシナリオのために JavaScript でビジュアライゼーションを初期化します。プログラムによるインタラクティブ性を高めることで、エンドユーザーが Viz からアプリケーションにアクションを起こしたり、逆にアプリケーションから Viz にアクションを起こしたりできます。
Tableau のリリースについて