Data Management の機能強化
今回のリリースでは、Data Management の新機能によりデータがより効率的に利用できるようになりました。Tableau Prep Conductor では複数のフロージョブを リンクされたタスク で自動化できるほか、Tableau Prep では日付、日付と時刻、整数に基づいて 足りない行を作成 することができます。また、Tableau Catalog で追加された機能のひとつに、 データ品質に関する警告 (DQW) のメール配信 があり、これによって潜在的なデータの問題についてすぐに通知を受けられるようになります。それに加え、 Web 作成環境では継承された説明 が表示されるようになり、データのより詳しい背景情報を得られます。
Tableau Data Management の詳細を見るIT リーダーは今日、かつてない課題に直面しています。企業にとって、データ分析プラットフォームはもはや「贅沢品」ではなく、単なる生き残りと成功を分けうる「必需品」なのです。
Tableau に関する Slack 通知
Tableau for Slack を使用すると、どこにいても全データの最新情報を取得できるようになります。新たな製品統合により、データドリブンアラートも、コメントでメンションされたときも、Tableau で他のユーザーからコンテンツを共有されたときも、Slack 内で直接通知されます。
詳しく読む個人用スペース
個人用スペースは、他のユーザーと共有する準備がまだ整っていないコンテンツを保存できる、Tableau Server/Online 上に新たに設けられたプライベートスペースです。ユーザーは自分専用のスペースで安心してデータ探索やワークブックのステージングを行えるうえ、管理者もサイトで同様の環境を提供するためにユーザーごとにプライベートプロジェクトを作成する必要がなくなります。個人用スペースは、Explorer 以上のライセンスを持つあらゆるユーザーが利用できます。
機能と Tableau Conference の詳細
すべての機能
Tableau Prep Conductor のリンクされたタスク
リンクされたタスクを Tableau Prep Conductor で設定すると、Tableau Server で複数のフローをスケジュールに従って連続実行することができます。複数のフロージョブのオーケストレーションを簡単に自動化し、各タスクが正常に完了した後に連続して実行されるようにしましょう。
Tableau Prep Conductor による行作成
Tableau Prep Conductor で日付、日付と時刻、整数に基づいて、足りない行を表に作成することができます。データの足りない部分を簡単に補い、ダウンストリームのプロセスで漏れのない完全なデータセットを扱えるようにして、より精確なビジュアライゼーションを作成しましょう。
サブスクリプションメールによるデータ品質に関する警告
データ品質に関する警告 (DQW) のメールに登録すると、データの潜在的な問題について直接通知を受け取れます。メール内のリンクをクリックするだけで、その警告の対象になっているダッシュボードに直接移動し、すぐに [データの詳細] ペインで詳しい情報を見ることができます。
Web 作成環境の継承された説明
Tableau Catalog により、継承された説明を Web 作成フロー内で直接表示できるようになりました。フィールドや列の説明が、データソースまたはワークブック内のそのフィールドや列のアップストリームにある場合、説明の継承元に関する情報が表示されます。
Tableau に関する Slack 通知
Tableau と Slack を統合すると、どこにいても全データの最新情報を取得できるようになります。製品の新たな統合機能により、データドリブンアラートも、コメントでメンションされたときも、Tableau で他のユーザーからコンテンツを共有されたときも、Slack 内で直接通知されます。
個人用スペース
個人用スペースは、他のユーザーと共有する準備がまだ整っていないコンテンツを保存できる、Tableau Server/Online 上に新たに設けられたプライベートスペースです。ユーザーは自分専用のスペースで安心してデータ探索やワークブックのステージングを行えるうえ、管理者もサイトで同様の環境を提供するためにユーザーごとにプライベートプロジェクトを作成する必要がなくなります。個人用スペースは、Explorer 以上のライセンスを持つあらゆるユーザーが利用できます。
Desktop のカスタムのサンプルワークブック
ユーザーが Tableau Desktop を開いたらすぐ、整備された便利なワークブックを使えるようにしましょう。Desktop スタートページのサンプルエリアに表示されるワークブックのセットをカスタマイズすると、その週に開催されるワークショップなどのイベントも含めて、適切なコンテンツがユーザーに見えやすく利用しやすくなります。カスタムのセットが不要になったら、簡単に切り替えて既定の Desktop サンプルワークブックの表示に戻すこともできます。
「データの説明を見る」機能の強化
Tableau Server と Tableau Online で Viewer が「データの説明を見る」機能を使えるようになりましたが、その後も Tableau はユーザーエクスペリエンスを強化するために、パーミッションと説明タイプの改良に取り組んできました。今回のリリースによりサイト管理者は、「データの説明を見る」機能をサイトでいつ有効/無効にするかを柔軟に設定できるようになりました。また、不足データに関する新しい説明タイプも追加され、特定のマークの値が想定範囲外にある理由がユーザーにわかりやすくなりました。
データ鮮度のポリシー
ワークブックに表示されるデータの有効期間を管理しましょう。鮮度のポリシーを設定して、キャッシュに保存されたデータでそのポリシーより古いものは読み込まないようにすることができます。ポリシーは複数のオプションから簡単に選択でき、ライブデータソースを使用しているワークブックで想定外に古いデータが使われる事態を避けられます。
Rename published data sources
Rename any published data source directly in Tableau Server and Online from the data source page or by using Tableau’s REST API—just as you would rename a workbook. All workbooks that use the published data source will receive the new name on the next data source refresh.
Item hierarchy drag and drop support on the web
Build dashboards using the dashboard Item Hierarchy in web authoring, enabling you to choose how vizzes and other items are layered and arranged in layout containers. You can now drag and drop to move, reorder, and containerize dashboard items in the hierarchy instead of in the dashboard itself.
空間データの結合機能の強化
地理空間データを新しい方法で探索できるようにするために、Tableau は空間データの結合機能の強化を続けています。初めてリリースされた当時、空間データの結合機能は点と多角形のジオメトリの間でのみ使えました。今回はさらに、多角形/線、多角形/多角形、線/線という他の組み合わせもサポートされ、よりトータルで高度なデータ分析が行えるようになりました。この例では、線/線の空間データの結合機能で、米国カリフォルニア州の主要高速道路網 (線で表現) のデータセットと、断層線 (同様に線) のデータセットが結合されています。結果を見ると、断層線と直接交差するために地震活動から特に影響を受けやすい高速道路網がわかります。また、線/多角形の結合を行うと、州や国のマップにビジュアル化することもできます。
WKT と GeoJSON の変換のサポート
一層多くのユーザーが Tableau で空間分析を行えるようにするために、WKT と GeoJSON のサポートが強化されました。Excel や CSV 形式のデータソースに含まれる WKT と GeoJSON のテキストマークアップを、Tableau で利用可能な空間ジオメトリに直接、簡単に変換することができます。
ISO-8601 カレンダーのサポート強化
ISO-8601 のサポートは、さらに多くのデータベースに拡大されつつあります。今回のリリースでは、DB2 コネクタでのサポートが追加されました。
強化された Web 作成機能
新しいワークブック書式設定ペイン
ワークブックの書式設定ペインが新たに登場し、Web 作成中にビジュアライゼーションやダッシュボードの書式を設定できるようになりました。
個々の凡例をドラッグして並べ替え
凡例をドラッグして並べ替えられる新機能で、作成モード中に個々の凡例の順序を変えられます。
ブラウザ上の新しい式作成機能
非常に高度なフィルタリングが必要な場合でも、Web 上で独自の式を作成してデータ関連の問題を解決することができます。
SOQL リレーションシップクエリ
カスタム SOQL を使用して Salesforce データに接続する場合、SOQL リレーションシップクエリで一度に複数のオブジェクトにアクセスできるようになりました。単一のクエリで簡単に、複数のオブジェクトからフィールドをプルすることができます。
Google BigQuery への新しい接続方法
Google Cloud サービスアカウントを使って、Google BigQuery への接続を規模に応じてセキュアに作成、管理することができます。
Tableau Mobile の機能強化
Tableau Mobile の通知の一元化
Tableau Mobile の通知機能が強化されました。アプリの新しい通知タブを開くだけで、1 か所にすべての共有、コメント、抽出、Prep フローが表示され、組織全体にわたって重要な変更をすべてまとめて見ることができます。
BlackBerry 版と AirWatch 版の Tableau Mobile (Android)
組織のデータの表示、分析、活用をすばやくセキュアに行える、BlackBerry 版と AirWatch 版の Tableau Mobile アプリが新たに登場しました。この新しいアプリは、これまでより高速かつ直感的な新しいデザインになっています。また、Tableau Server や Tableau Online と同じような操作で検索や参照ができるように改良されているほか、すばやく読み込むことができ、豊富な情報量とインタラクティブ性をビジュアライゼーションにもたらす、オフライン機能も強化されています。
アクセシビリティの向上
ダッシュボード操作のアクセシビリティ向上により、タブ順序の一貫性が高まって一層直感的になりました。キーボードでダッシュボードを操作するあらゆるユーザーにとって操作性が向上します。また、ドラッグ & ドロップ操作に完全に対応し、ダッシュボード作成時のコントロールと柔軟性が高まりました。
Tableau のリリースについて