コネクタドライバーのインストールの簡略化
データ取得までの時間が短縮されました。Tableau Desktop で特定のデータソースに接続するために、ドライバーをインストールする必要がある場合は、事前に通知が送信されます。通知内の URL をクリックすると、データ分析に必要なドライバーが表示されインストールできるようになります。
分析オブジェクトのガイダンス
[アナリティクス] ペインのオブジェクトで、Viz がどのような状態のときに使用できるのかが理解しやすくなります。使用できない分析オブジェクトには、使用できるようにするための Viz の変更方法が表示されます。
クラスタリング機能の拡張
保存されたクラスタリング結果が静的ではなくなり、クラスタリング分析をさらに幅広く利用できるようになりました。保存されたクラスタは他のシートで使用することができ、データが更新されるとクラスタも更新されます。
SQL Server の空間データに直接接続
Tableau から、SQL Server に格納されている空間データに接続し、視覚化できるようになりました。SQL Server が持つ空間データの操作機能を利用して空間データの高度なクエリを作成し、カスタム SQL により高度な空間分析を行うことができます。
ツールヒント Viz の改良
ツールヒント Viz で使われているシートは、ストーリーやダッシュボードで使われているシートと同じように、非表示にすることができます。
階層フィルタリングの改良
Tableau のフィルターが、データの階層と一致するようになりました。フィルタリングがさらに効果的になり、階層フィルターのクエリパフォーマンスも向上します。
二重軸マッピングの改良
緯度・経度は、カスタムのものと生成されたものを二重軸で組み合わせることができます。多層マップを作成して、空間データを簡単に視覚化し分析しましょう。
Tableau Server および Online からワークブックのダウングレード
バージョンが異なる Tableau 間でのコラボレーションがさらに行いやすくなりました。ワークブックをダウンロードして、旧バージョンの Tableau Desktop (Tableau 10.2 以降) で開くことができます。
ツールバーの WCAG 2.0 準拠
Tableau Server と Tableau Online で、カスタムビューやサブスクライブ、アラートなどの表示ツールバーが WCAG 2.0 AA に準拠しました。スクリーンリーダーや点字キーボードを利用する場合や、キーボードのみで操作する場合に、Tableau がよりコントロールしやすくなります。
階段グラフ
階段グラフを利用すると、不連続データが一層強力に分析できるようになります。ワンクリックで簡単に線のタイプを変更して不連続の値の変化を視覚化できるので、勘定残高データや在庫量データ、金利などさまざまなデータを分析することが可能です。